カブキウォリアーズ

私的プロレススーパースター烈伝⑰カブキウォリアーズ

今回はWWEで活躍するWWE女子タッグ王者・カブキウォリアーズ(ASUKA&カイリ・セイン)のご紹介です。「カブキウォーリアーズ」(The Kabuki Warriors)には当初、マネージャーとしてペイジがついていました。

が、アスカが毒霧をペイジに噴射して「提携」は解消。ほどなくカイリが芸者コスチュームに切り替えて、チームらしい装いになってきています。同時にアスカが試合に毒霧を絡めるようになり、ややヒール寄りの立ち位置に変化してきました。

2019年現在の抗争相手は、RAW女子王者のベッキー・リンチ&女王・シャーロット・フレアーになっていますが、昨年末のPPVでカイリが脳震盪を越した影響からか?2020年のPPVではアスカ対ベッキーのタイトルマッチが決定しました。

もともとアスカとベッキーに因縁めいたものがあったのも事実ですが、急きょ方向転換した感じが否めないですね。WWEの場合、脳震盪には厳しいチェックが入ります。もともと日本時代から脳震盪癖がついていたカイリにドクターストップがかかったとも考えられます。

今のところカブキはタッグ解消という形ではなく、アスカのセコンドとしてカイリも出場しているので、メディカルチェックで、ドクターからGOサインが出れば、再びカブキウォリアーズとしての出番はありうるでしょう。

昨年末より、ファーム団体の色が濃かったNXTブランドの裏に、ライバルAEWが中継をはじめたことで、昨年のサバイバーシリーズでは史上初の3ブランドによる対抗戦が行われ、NXTがRAW&スマックダウンに圧勝したのも記憶に新しいところです。

現在NXTでヒールターンしている紫雷イオも含めて、日本人女子スーパースターの動向は2020年になっても見逃せないところだと私は思っています。

両親2人の介護を一人でやってます。プロレスブログ「せかぷろ」&YouTube「チャンネルせかぷろ」主宰。現在ステージ2の悪性リンパ腫と格闘中。