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[プロレス] 私的プロレススーパースター烈伝#77 ジョニー・スミス

ランカシャー出身の実力者

今回は全日本プロレスなどで、ジョニーマジックという異名で活躍された、ジョニー・スミス選手のご紹介をしたいと思います。

ジョニー選手は、イギリスはランカシャーの出身で、1985年頃にカナダのカルガリーを主戦場に移しました。

日本では最初、新日本プロレスに上がって、武藤敬司選手ともシングルもやってます。

全日本プロレスに移籍したダイナマイト・キッド選手とデイビーボーイ・スミス選手に誘われる形で、全日本プロレスに上がるようになりました。

血縁関係はなかった

ジョニー選手は、同じスミスという名字なんですけれども、実は血縁関係があったわけではなくて、カルガリー時代に、テイビーボーイ・スミス選手と、従兄弟っていう設定で、リングに上がっていたのです。

ジョニー選手も桜庭選手と同じく SPEED TK Remix が入場テーマだったんですね。2000年代っていうのは、桜庭選手が大ブレイクした年代でしたから、会場で流れると、若干の違和感は、あったんですけれども、 SPEED TK Remix に関して言うと、桜庭選手だけでなく、ジョニースミス選手も使っていたということは忘れたくないですね。

たまたま活躍された時期と団体が被らなかったのも、何かの縁かもしれませんけれども、外国人レスラーに対しての評価が辛いと言われる三沢さんが、ジョニー選手の実力を高く評価していたこともあり、ジョニー選手もノアへの転籍・参戦を奨められ、ノア参戦目前まで話が進んでいたそうなんですが、結局は全日本プロレスに残留することとなった経緯があります。

その後もノア移籍の噂が何度もあがっていたのですが、実現はしていません。このことを三沢さんは、後々まで相当に悔やんでいたそうです。

もし闘わば・・・

もし桜庭選手のノア参戦が早まっていて、ジョニー選手の移籍が実現していたら、ノアマットで対戦も見たかったですね。

両方 SPEED TK RE MIX で上がってきて、テクニック合戦の渋い試合をしてくれたんじゃないかなっていう風に、妄想したりとかもするんですよね。

ジョニー選手は全日本でいぶし銀の活躍をしてらっしゃったのを見ておりましたので、ジョニーマジックっていう言葉まで生まれたぐらい、全日本プロレスの歴史の中に、刻まれたっていうことは、非常に良かった事なんじゃないかなという風に、今となっては思う次第ですね。



両親2人の介護を一人でやってます。プロレスブログ「せかぷろ」&YouTube「チャンネルせかぷろ」主宰。現在ステージ2の悪性リンパ腫と格闘中。