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[イラスト] オリジナルイラスト紹介⑨ハナコ

花束嬢から


今回のイラスト紹介はハナコです。

名前の由来は、名前の由来は花束嬢から来ています。

花束嬢とは、あでやかな衣装を身に纏い、選手を待つリングの中央に並んでいる、昭和プロレスでは欠かせない登場人物たちです。

彼女らは、男たちの闘争の中、一服の清涼剤のような爽やかさを感じさせてくれる存在でした。

リアルな昭和の花束嬢


リアルな昭和の花束嬢は、どうもスポンサー企業の女性社員だったり、TV系局の女子アナがつとめているケースが多かったようです。

そもそも花束嬢というものが絶滅している今の世の中では、なかなか伝わりづらいでしょう。

意外なところでは、場外にトペスイシーダをかました花束嬢というのが有名です。


ただ、昭和時代から慣れ親しんできていて、花束嬢の習慣を知っている私としては、どうしてもプロレスの一風景の中に花束嬢を組み込んでみたかったのです。


安直な名前


花束嬢だから「ハナコ」。

すごく安直な名前だなと自分でも思います。

彼女も元は絵本企画に応募するために生まれたキャラクターです。

最初は文字通り花束嬢だったのです。

しかし後々女性キャラがたくさん生まれてくると、彼女も自然にレスラーという位置になり、気がつけば女性同士でユニットを組むようになってしまいました。

これは全く自然な流れで、予想していなかった出来事でした。

独自性を保てる


アニマルレスリングアライアンスを考えた時点で、人間だけのユニットを作ってもあまり面白くないなと思ってはいました。

ですのでnGoを思いついた時に、ハナコが入ることによって独自性を保てるという風に考えました。

nGoのメンバー6人中5人が人間体であることを考えると、唯一動物キャラであるハナコがそこに加わっていると、覚えてもらえるのではないかと考えたのです。

ハナコは「プロレス想い出回想録」の記事にアイキャッチで登場します。


一回り小さい


彼女も配置したのも何となくだったのですが、プロレス観戦記同様、「プロレス想い出回想録」でもキャプションごとに アイキャッチを製作しているため、だんだん出番が少なくなっています。

どうもキューティーにしてもハナコにしても、古参のキャラクターをないがしろに癖が私にあるように思えてならないのです。

もっとも決してわざとやってるわけではありません。

ハナコ自体は人間体の5人に比べると、スーパーヘビー級という扱いになっていますが、「クマ」としては少し小柄なイメージで描いております。

ですので男子キャラである、ビッグ・クマやマスクド・ティアーに比べると一回り小さいという設定になっております。


両親2人の介護を一人でやってます。プロレスブログ「せかぷろ」&YouTube「チャンネルせかぷろ」主宰。現在ステージ2の悪性リンパ腫と格闘中。