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答えのないもの

答えを欲しがって追い求めていくと、不思議と答えのない沼にはまりませんか?


何かの意味とかが気になって、他の人に問い、自分に問い、どうもわからなくなって権威のある誰かさんが分類する何かしらの類型に当てはめて、分類整理してみても答えが出なくて、堂々巡りしてしまうことってないですか?

答えがないと、落ち着かないですか?

答えを見つけられないと、自分の居場所がわからなくなりますか?

線引きして分類しても、境界線のミクロな世界にさらに分け入ってみても、追求すればするほど、ますます虚空のようになってきて、もっと掴みどころがなくなっていきませんか?

そんなときは、自分なりの答えの分類整理をある程度までした後、曖昧さの世界が断固として存在するということに対して、心を開いて寛容になってみてはいかがでしょう?

そうして、淡々と目の前の事象を観ること、受け入れること、自分の心身の状態を観ること、必要に応じて行動すること…それだけでいいのではないでしょうか?

その先、どこまでも正確無比に把握しようと思ってもどうしても分かりようがないこともあるでしょう…そんな時は、そのことにこだわって長逗留していないで、先へ進みましょうー!

歩み続けていると、先々で、あるときフッとなんとなく分かるというか、自分で腑に落ちるときが来ます…

だから「問う」態度は大事ですが「答え」はほどほどで良いのではないでしょうか?