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他人のことをあれこれ言う人

最近の風潮なんでしょうか、それとも昔からなんでしょうか…?

人間社会で生きていると、自分の世界を取り巻く他人について、なぜ、あれこれ言いたくなるんでしょう…?

あの人は、すごい人かもれないけど、容姿がどうだこうだと…

あの人は、すごい人かもしれないけれど、自己保身しか考えていないとか…

あの人は、有能な人かもしれないけど、身勝手だとか…

あの人は、偉い人かもしれないけれど、欲張りだとか…

そうして、あの人みたいに恵まれていないから、自分はできないとか、とてもたいへんなのだとか…他人に言って回っていませんか?

親、子、環境、才能、能力、体力、容姿、環境など…恵まれていないと感じる事柄は、人それぞれに、いろいろでしょう。

かつて、そういう気持ちになって心の中だけでも他人批判をしてしまったことが一度もないなんて人はいるのでしょうか…だからといって、そういう感情を野放しにしていいのでしょうか?

ひとりひとりが胸に手を当てて、みんなで一緒によーく考えてみましょう…



試しに、自分が言われる側になったときのことも、想像してみてください。

あなたは、自分で自己肯定感を持てなかった部分を、ずっと耐えてきたのかもしれません。あなたは、目指す目標に向かって成長する努力を惜しまなかったことがあるでしょう。あるいは、努力という認識を持たずに夢中で奮闘してきたことがあるでしょう。誰にだって、何かしらの特異性があるでしょう。

その結果見えている事象に対して、前述のやっかみのような批判をあなたへ直接向けられたとしたらどんな感じがするでしょう?

この人は、わたしがどれだけ苦労したか知らないで、何を言うのか!!!って感じませんか?

批判を向ける人こそ、他者からの評価が欲しくてたまらない欲張りで、他人を思いやる心のない身勝手で、自分の他者からの評価を落とさないよう自己保身に必死で、そういう雰囲気が形相に滲み出ている…と感じませんか?

ですから、嫉妬心を増幅させて、他人を批判して、他人を引き下げるようなことを思ったり、言ったり、誰かを貶めたりしてしまうその手の出来ごごろには特に気をつけましょう!



マスメディアとかSNSで広がる情報は、樹木に例えると、枝葉であって幹や根ではないのだということわかるようになれば、視点が広がります。

巷に広がる情報は枝葉に過ぎないことがわかっていれば、それが樹木の全てではない、つまり根幹は見えていない、ということがわかってくるのではないでしょうか?

自分が見ている他人は、他人の枝葉部分だけなんだということに気づくようになれば、他人に嫉妬したり、批判したりすることに、躊躇するようになるでしょう!

他人のことをあれこれ批判的に思って、他人を勝手に自分の世界観に引きずり込まないようにしましょう!

もっと深く自分を見つめ、自分に集中していけば、自分にとっての最適な生き方に没頭できるようになるでしょう!

自分にとって素敵な人生を歩みましょう!人生も、人それぞれですもの。