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身体って正直なんですね

思ってもみないタイミングで、身体に不調が出てくること、ないですか?

自分を褒めてあげたいくらい充実した気持ちで邁進しているのに、

あるいは、あらゆる生活習慣に気を遣っているのに、こんなタイミングで、体調を崩してしまうなんて、と思ったことないですか?

わたしの個人的な体験から思うには、体調の異変は何かしらのシグナルだったりするんですよね。

かれこれ7年ほど前のことです。ある仕事上の初顔合わせ会があったその日の朝、人生初めての眩暈を経験しまして、寝ていても目をつぶっていても、瞼の裏側がぐるぐる回って吐き気を催すほどだったことがあります。

なんとか這いつくばって起き上がり、タクシーで耳鼻科クリニックへ行きました。

耳鼻科の先生がおっしゃることには、わたしの年齢の女性によく起こる症状で、心配はないですよとのことで、できれば就寝中も時々水分を摂るといいでしょう、ということでした。

待ち合わせの夕方までには、なんとかひとりで歩けるようになったので、出かけて行きました。当時は、なんでもかんでも仕事のチャンスとあらば、がんばって繋いでおきたいと、強く思っていましたし、会う前から「体調が悪いので、今日は行けません」なんて言えなかったです。

それで、その日お会いした人たちと、後々まで、とても良い関係が築けたのかというと、そうでもなかったのです。

今思うと、あの朝、眩暈を起こしたわたしの身体さんの駄々ごねに素直に従っておいたほうが、よかったもかもしれないと思うほどなのです。

そうは言っても、まさか「わたしの身体が嫌だと言ってますので、会わないほうがいいと思うんです」なんて、言えませんが…(苦笑)

状況に素直に「体調が悪いので、今日は行けません」と、あっさりと断ってもよかったかなと思います。

(その後、一度も眩暈は起きていません…)

以後は、身体が嫌がっているなと感じたときは、なるべくそのシグナルに従うようにしています。