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3さいのお泊まり

最近の金曜日の夜は、子ども3人のうちの2人を実家にあずけて、誰かしらとわたしが1対1で過ごす時間をとるようにしている。
今週は年長さんの次女の番だった。

先週の長女のときと同じように、次女はとっても嬉しそうだった。
わたしもすごく楽しかった。
次女の希望でジョリーパスタへ行き、カルボナーラを二人でシェアした。
以前おじと食べたという、クラムチャウダーがまんまるいパイ生地に包まれたものも注文した。

先週は長女とミスドでチョコフローズンみたいなものを食べたので、次女とも何かデザートを。
近くにはま寿司あったので、メニューを調べるとちょうど素敵なパフェがあった。
もちろん次女は大喜びして、2人ではしごすることに。
わたしはコーヒーゼリーを注文。
「アイスのせにしよっかな~どうしよっかな~」と言っていると、「かあか、今日アイスはじめて?」と聞かれた。

「うん」
「じゃあのせていいよ」

次女は実家でおやつにアイスを食べたらしく、パフェについていたアイスもわたしに少しくれるということだった。
以前お腹がいたくて寝てる途中でウンをもらしてしまったことを気にしているらしい。
満腹になったあと図書館にも行って、家に着いたらいつもは寝ている20時をすぎていた。

先週はこの時点で3歳の息子が実家から送還された。
今週もそうなるかと思っていたら、なんと今日は息子も泊まるという。
次女は3人の子どもの中で一番遅起きで、いつも子どもに起こされているわたしは「明日は長く寝れる・・・!」とウキウキ。
次女もふとんのなかでいつもよりたくさん一時保育でのできごとをおしゃべりしてくれた。

そんな幸福を味わっていると、実家からやっぱり息子がこちらへ来るという連絡。
どうやら長女の方が、「ひとりがいい」と言い出したらしい。
息子はもう寝ていたが、そのままわが家のふとんに移動した。
次女はひとりじゃなくなったことに不満をもらし、せっかくの楽しい時間が急になくなったようで2人して落ち込んだ。
まもなく次女も眠りについた。

夜中、目を覚ました息子が泣いている。
「なんでここなん・・・泊ってたのに」
まだわからないと思っていたけど、もう3歳なのだ。
とんとんとなだめたらもう一度寝たけど、翌朝6時にまた同じセリフで泣いていた。
長女に話して、息子も実家に来てもいいということになった。

一番忙しいマネージャーは実家の母である。
早朝から母が迎えにきてまた息子は実家に行った。
そうしてまたもたらされた次女とのおだやかな時間

3人の子ども全員の希望をかなえるのは本当にむずかしい。
こうして金曜日に少しずつかなえていくしかない。


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