目に見えない障がい者に対する言葉かけ
散歩していたら、つくしがたくさん顔をだしていて、春を感じました^_^
本日のテーマは、発達障害の人に対する接し方です。
例をもとに、お話しいたします。
例1.発達障害のA君がバイトに遅刻してしまいました。
あなたが店長ならなんて言葉かけをしますか?
1.遅刻されると、他の人に迷惑かかるし、困ると言いながら、彼を叱る。
2.遅刻されると、一時間シフトに穴があくことで一時間あたり、●●●円の損失がでて、仕事が一人では、うまくまわらなくなると、冷静に説明する。
例2.あなたが家で夕飯の支度をして、
帰りを待っている夫または嫁で、発達障害の配偶者が何も連絡せず、深夜に帰宅しました。
さて、あなたはなんて言葉かけをしますか?
1.ご飯も用意して待ってたし、寂しかったんだからね!と叱る。
2.あなたが遅くなることを連絡してくれないから、ご飯を2時間かけて作ったんだけど、結局夕飯食べるのかどうかわからないまま、三時間考えていたんだよと説明する。
答えは
どちらも2です。
発達障害の方に叱っても、他人の気持ちを伝えても、うまく通じない事もあります。
叱れば叱るほど、自尊心がスルメのごとく縮小してしまい、自分はダメなんだと負のループにはいりやすくなります。
だいたいは、そんなループにはいった障がい者の方を前に、定型発達の方は呆れたり、心ない言葉を吐き捨て、喧嘩になってしまいます。
定型発達の方なら、他の人に迷惑がかかると言われたならば、その意味を理解して謝るなり対処の仕方を自発的に考えて実行するはずです。
一方、発達障害の方は、他の人の気持ちを考えてと叱られたところで、どのように考えたらいいのかわからなかったり、考えるだけで行動にうつせなかったりします。
よって、叱るときは、あくまで冷静に具体的な数字をあげて説明し、目を見て話してあげることを意識してみてくださいね^_^
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