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死にたい夜にかぎって

過激な女性たちに振り回された、ろくでもない男の実録半生のドラマ化。
主演、賀来賢人。原作、爪切男。

たくさん寝て起きた土曜の朝、ふと聞いたラジオで紹介されていた
ドラマ。Netflix解約したけど、再開して一挙見した。
1話30分弱というのもあり、見やすかった。

小学校で一番可愛い女子に屋上に呼び出されて
ビンタされ続ける。

挙句「笑い方が、虫の裏側みたいだよね」と言われる主人公。

この出会いを初めに、数々の女性たちに翻弄される小野浩史。

2005年、ネット上で出会ったアスカ。「変態に唾」を売って生活していた。
ほどなく交際、同棲へと発展する。それから6年間の物語。

6年間、最高に時間の無駄だったね。
でも最高に楽しい暇つぶしだった。

ラストにも出てくるセリフだが、なかなかの6年間だったけど
面白く書いてよね!というアスカの言葉通り、
過激なんだけど、どこか憎めない登場人物と
応援したくなる主人公が全体的にポップに描かれている。

賀来賢人ってイケメンなのに、こんなにぼさっと見えるんだっていう
演技のうまさ・・・そして登場してくる女性がみんな強烈に可愛い。

ここまで強烈な人って周りにいるだろうか、と
思いつつ、言わないだけで、結構誰もが強烈な何かを
持っている気もする。
そしてその変な部分が愛すべき部分だったりもするのかも、と感じた。

ちょっと切ないのに、なぜか元気になれるドラマだった。

明日からまた1週間始まるけど、愛すべき変な周りの人たちとともに
楽しくいこう。