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【体験記】GFLパートナーシップ半年講座 初日②

二人目のセッションの時間

「今やらないと」「次まで待てない」

そう思って志願した二人目は私の番。

私のテーマ
「足並みの揃わない不妊治療」
話した内容は体験前記に書いたこと
+不妊治療の経緯

不妊治療は入籍してすぐに始めた。
というよりも、不妊治療のために籍を入れた。

年齢的なこともあり、タイミング法や体外受精はせず、早いうちに顕微授精にした。

不妊治療を始めて1年半経つ。
パートナーの気持ちがスタートラインにたったのは1年経った辺りからだ。

それまでは私が先導して、決めて、報告してやって来た。まるで仕事のようにたんたんと。
仕事の調整も大変だった。
一つ一つわからないことが多く、でも兎に角、お医者さんの言われた通りにやって来た。

でも授からなかった。1年経つ頃には疲れからか、一つ一つが決められなくなった。
生理何日目に病院に行かなきゃならないか。
何日目の卵を戻すか。
薬の時間管理もできなくなった。
3度目の採卵のとき、激痛でパニックになりチアノーゼで酸素吸入をした。

そんなこんなで1年経った時いろいろな方針を彼に委ねた。
病院を変えて、針治療と漢方での体質改善を始めた。体質が整うまでの約6ヶ月はタイミング法に変更した。

彼に入ったスイッチは一時的で、直ぐに切れてしまった。(私にはそう見えてる)
そんな経緯がありました。

セッションでは経緯の全部は話していないけれど、踏まえながら私の中に有る事を話した。

◯パートナーのモチベーションが大切な日に合わない。
◯私たちにはもう時間がないことに(私が)イライラしている。
◯彼は子どもが欲しいのに何故行動をしないのか。
◯何度話しても理解してもらえてる気がしない。
◯私がもう不妊治療に疲れている。
◯不妊治療に関して一人で決めることが出来ない。
◯私は子どもは欲しいけど、今の状態が続いて彼と一緒にいられないなら要らない。
◯彼と一緒にいることが第一優先

本人に聞いてみないとわからないこともあったので、この中から気になったものを1つ拾いました。

妊活だけではなく、
「やろうと思ったことを後回しにする癖」
があります。

私としてはパートナーの「やろうかな」「やってみようかな」を応援したいし、サポートしたいと思っています。
これ、体験前記に書いたのでご参照ください。

そこから導き出されたのは
彼は「クラゲタイプ」だと言うこと。

やりたいことがあったらそれに向かって進むチャキチャキタイプとその時の気分でやりたいことを決めるクラゲタイプ。

講義のとき、隣の部屋にいたパートナーに登場してもらって確認(笑)
「わっ!そうなんだ!」って感じ。

パートナーは後者だった訳です。

思い当たる節が有る。
パートナーが自主的に始めた家事は遮ってはいけない。
洗い物をしようと腕捲りをしてるときに、「先に片付けて」なんて言うと、やる気持ちが洗い物と片付けが入れ替わって、片付けが終わったら、洗い物をする気持ちが消えている。みたいな。
そんなコミュニケーションをして私は「またやってしまった」と何度思ったことか。

分かっていたけれど、それが妊活にも当てはまるのかぁ。。。

でもパートナーが理解出来たことでなんかほっとしたし、何とか対処できるかもみたいな感覚になった。

そして、また頭に浮かんかだ「あなたが悪いに隠れているもの」を話しました。そこでのアドバイスが「お互い悪いのではない。そこにある痛みがあるから、その真実は何度でも明かしていく必要がある。」

そこで気がついたのは「痛い」という言い方はしてなくて、「嫌だ」って言い方をしてきた。私の中の嫌だにある願いは「理解して欲しい」だったけど、これまで叶わなかった。そりゃそうだ、そこを話していないのだから。

過去に「嫌だ」について話したことがある。
彼曰く、「嫌だ→何とかしてくれ」そう聞こえるのだそうだ。その他人任せ的なのがいやらしい。私的にはそうなんだけど、、、という感じだった。
「痛くて苦しいから何とかして欲しい」

そこで、折角登場してもらったので、一人目のセッションの時に出てきた「自分の痛みを明かしていく」を実践。

自分の中の痛みを見つめて、ちゃんと体をパートナーに向けて、目をみて。
「妊活で時間だけがどんどん経っていくことに痛みがあります」
「その事で二人が二人らしくいられないことが痛いです」

それを聞いてどう思う?
彼の回答は
「どこが痛いのかって理解ができた。」
「始めて聞いたような感覚」
「お互いでいられなくなることが痛いんだなって繋がった感じがする。」

やってみて、今までになく伝わった感じがあった。
受け取ってもらえた感じもあった。
そして、彼の言葉もちゃんと受け止められた。

繋がった感覚があって、気持ちがとても穏やかになった。
「この状態ならまた頑張れる」「欲しいのは彼との繋がりなんだ」
そんなことを思った。

また新たな気持ちで「真実を明かしていく」ことをやろうと思った貴重な時間でした。

見てくれていたメンバーもすごかったねって、いい瞬間に立ち会えたとか言ってもらえて、なんかホッとした。


さて、初日最後のワークは現実創造。
①パートナーと将来、最高の気分を味わう場面があるとするならばそれは…
②天にいた時「自分の名前」のために用意した、パートナーとの人生最高の場面は、実は…

…を自分の言葉にするんだけど、どっちもピンと来なかった。
場面が出てくるけど、どれも最高の場面でなくて、とても表面的で口にする度に陳腐な感じがして自分の心に繋がった気がしなかった。

一緒にワークした人は具体的なイメージを言葉にされていて、とても素敵だなぁって。

このワークは引き続きホームワークになりました。
そして、もうひとつのワークは自己紹介でやった「みんなと一緒にいる」「相手と一緒にいる」を生活の中でやってみること。

さて、どんなことが起こるでしょうか。

※パートナーがなにもしてくれないように書いていますが、それは「ほんとうのこと」ではなくて、その事はまた別の投稿でシェアしたいと思います。ただそんな風に思いがちなところがあるんですよね。

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