見出し画像

【竹本実演付き】どう繋ぐ!?エンドロール上映後のハプニング実例(音声&テキスト公開)

イベントの現場において、ハプニングやトラブルはつきものです。
私たちが日頃身を置くブライダルの現場においてももちろん例外ではなく
それはそれはさまざまな『想定外』が起こります。

『想定外』が起こった時、当然全スタッフがフォローやリカバリーに向けて全力を尽くすわけですけれど、中でも真っ先にその対応力を問われるのが、最前線でマイクを持つ司会者です。

今日は数多ある事例の中から、公式LINEに寄せられた実際のケースをご紹介します。本文のあと、こんなトラブルが起こった時、私ならどうするか?を実際にそのご披露宴を担当していたと想定し実演した音声とそのコメントをテキストにしたものご用意していますので、ご興味のある方いらしたら是非参考になさってみてください。

★ブライダルMCさん限定公式LINEでは、同じケースをもとに
ハプニングが起こった時の心構えやその捉え方などを声のコラムとしてお話ししています。ご希望の方は公式LINEご登録の上、チャット欄に「クレールストーリア」とご入力ください。
※「クレールストーリアください」などだと音声が届きませんので、一言
「クレールストーリア」とキーワードのみ送ってください^^

MCさんから届いた実際のハプニング事例

※わかりやすいように少し補足を入れていますが、ほぼ原文のままご紹介させていただきます。

これは数年前の話です

新郎新婦が退場しエンドロール上映後、クレールストーリアにてお二人からのメッセージが届けられる予定でした。
(クレールストーリアとは、ゲストのお手元にキャンドルを用意し、炎がともった状態のキャンドルに蓋を被せるとお2人からゲストへのメッセージが浮かび上がるという演出です。)

エンドロールが終わる頃になり、スタッフさんから、キャンドルの火がほとんど消えてしまっているから、合図があるまでクレールストーリアの演出を始めないで繋いでくださいと言われました。

よくよくみると、披露宴のはじめからキャンドルに火をつけていたのでほぼほぼ、みんなの火が消えてしまっている状態

そこで繋ぎ始めましたが、なにせ100個くらいのキャンドルの火が消えていて、改めて火をつけるのにとにかく時間がかかる

部屋も真っ暗な状態で必死に火をつけるスタッフさんたち…

繋いでください、と言われたものの、本当に相当な時間がかかってしまい、一斉に蓋をしめないとネタバレになってしまうので、

とにかく
「みなさま全員おそろいになってから蓋をしていただきますのでしばらくお待ちください」を繰り返していました。

あとから、「もう少し上手くつないでほしかった」とプランナーさんから言われてしまいました。

エンドロール後で、真っ暗な会場内…
紹介できるエピソードももうあまりない…こんな状態でした

しほさんなら
どういった話でつなぎますか?

あの時のことがずーっと頭にひっかかっています

数年前の出来事をこうしてずっと胸に留めていらした司会者さんのお気持ち
よーーーく分かります(涙)

竹本も経験していた!エンドロール前後のハプニング(涙)

実は私も過去に似たような経験をしたことがあります。

その時は、お2人が退場し、エンドロールが流れるべきタイミングで、エンドロールの確認ができていないことが発覚!!お2人を笑顔で見送る私の横にスっとCAPがいらして、「今から動作確認をしてから上映するので、繋いでください」とのことでした。

ウソでしょ!?(泣笑)

エンドロールを丸々1本動作確認するのですから、少なくとも5分前後はかかりますよね。。ここはもう、基本は黒子のMCですが、思い切って「MC on Stage!」と気持ちを切り替えて、しっかりと場をコントロールしなければならないところ。覚悟を決めて繋ぎました。

今にもエンドロールが流れる雰囲気が仕上がってしまっているので、私も暗闇の中延々としゃべり続けました。もちろんこの時はこの時で全く違うことをしゃべって繋ぎましたが、今回はせっかくいただいた貴重なケースかつ、明日は我が身の気持ちで、私なりにイメージしながら実演してみました。

エンドロール終了間近に繋いで、と言われるのと、今回私がそうと仮定して気持ちにも余裕がある中でイメージしたコメントでは、前提が違うことは重々承知しています。

ただ、あってはほしくないですが、今後、同様のシーンで似たような繋ぎを求められた時、きっと皆さまにもお役に立てていただけるはず。

何よりこのご経験をシェアし、ご質問をくださったMCさんの「あの時どうしたらよかったんだろう?」「次におなじようなことになったらどうすればいいんだろう?」のヒントに少しでもなったら嬉しいです。

今回ご用意したコメントは、コメント丸ごと引用するというより、あぁ、こういうことを言うのか、とか、こういう視点で言葉を紡ぎだすのか、など物語的な発想やコメントを組み立てていく際の糸口やヒントにしていただくとご自身で応用もきかせられると思います。

結婚式にハプニングはつきものです。ハプニングをどう扱えるか?が私たちプロMCの腕の見せ所。ご友人司会やプランナーさんが兼任する司会ではなかなか難しいところともいえます。

ハプニングを「よっしゃきた!」「2人の想いや物語を伝えられる時間ができた!」と楽しめるようになったら、このお仕事はさらに楽しくなります。(もちろん、ハプニングの内容によっては楽しんで切る場合でないこともありますけれどね。)

是非今後も、いや~な想像を働かせながら(笑)
しっかり磨いて備えておきましょう~

★実は、StyleMCでシェアしたこのケースを受け、ゆいのコトノハ主宰で広島を中心にご活躍のMC笹木純子さんが貴重なお考えをお寄せくださいました!そちらは近日StyleMCご登録の皆さまにお届けしますね。

先日のBIA主催『The Master of Bridal Coordinatorコンテスト』で見事グランプリに輝いた純子さんならどうお考えになるのか?お聞きになられたい方は、是非StyleMC公式LINEにご登録ください。

純子さん♡超絶おいそがしいなか本当にありがとうございます~!

『The Master of Bridal Coordinatorコンテスト』とは、“The Master of Bridal Coordinator”を日本のブライダル業界に従事する方々に与える特別な称号として認定し、知識・経験・品格を兼ね備えた「マスター」を選出するコンテストとする。
・選ばれた「マスター」がこの称号を誇りに活躍し、日本の結婚式に広く永く貢献することによって、ブライダル文化・産業の向上発展に寄与する。
・最終的に結婚式の実施率アップに貢献できる社会的イベントとする。

公益社団法人日本ブライダル文化振興協会公式HP

竹本ならどう繋ぐ?音声&テキストにて公開

ご体験をお寄せくださったMCさんもおっしゃっているように、100個近いキャンドルに炎を灯すとなると相当時間がかかったと思われますゆえ、5分は繋ぎが必要であったと想定してしゃべりました。7分ほど繋いでいます。

★この先は有料講座の範疇になりますため、有料とさせていただきますが、今回は『返金可』に致しました。ご購入後、役に立たなかったと感じた場合はご遠慮なく『返金申請』なさってください。

~エンドロールが終了した雰囲気をそのまま受けて~

ここから先は

1,628字

¥ 800

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

スキやフォローが大きな励みになります♡♡♡いただいたサポートを新たな学びとチカラに変えて、一人でも多くのブライダルMC、そして幸せのお手伝いに邁進してまいります!