見出し画像

エピソード0.2 本店の住所

本店の住所どこにする?

会社の本店の住所はギリギリまで決まりませんでした。会社設立freeeで本店所在地を入力する項目がありますが、市区町村まで入れれば次に進めます。候補地が2つあって、2つとも同じ町内だったので、町の名前まで入れて先に進みました。

定款は本店所在地、つまり「本店所在場所の最小行政区画まで」を記載すればOKです(会社法27条)。登記簿には本店所在住所、これはマンションの部屋番号までを記載する必要があります。

本店の住所を

東京都稲城市東長沼1丁目1番地1号 稲城マンション101

にした場合、

定款には「本店は東京都稲城市に置く。」と記載され、

登記簿には「東京都稲城市東長沼1丁目1番地1号 稲城マンション101」と記載されます。

本店の住所は法務局に会社設立登記する直前に決まっていればOKなので、公証役場に定款を提出する時点では決まらないまま進みました。


公証役場で定款の承認がおりた!本店どうする!?

本店は私の自宅か、もう一人の取締役が本店にして良さそうな事務所がある、といっていたのでその場所になるかの2択でした。バタバタと公証役場で定款の承認を受けたあと、とりあえずもう一人の取締役に電話。確認していた事務所でOKとのこと。法務局へ行く前にスタンプラリーをしつつ、本店の場所も決めました。本店住所は登記簿には載りますが(登記簿は誰でも閲覧可能)、それ以外では公表しなくてもいい情報なので自宅でもありかなと思っていましたが、何となく自宅と別の場所にできてよかったです。

本店の場所の留意事項

マンションなどの集合住宅の場合、会社の本店にしてはいけないケースもあります。登記OKで月額数千円で住所を貸している業者などもあるので、そちらを利用してもいいのかもしれません。(本店の住所は、同じ住所でも同じ商号でなければ登記可能だそうで、業者のビジネスとしては、郵便物用にその会社のポストを用意すれば成り立つそうです。なるほど)

#主婦起業 #ママ起業 #本店所在地 #本店住所 #定款認証 #会社設立登記 #意外とギリギリまで迷える


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?