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失われた原画とAI登場後の価値観。

先ほど、Twitter、X上でこのようなツイートの絵を見て、数瞬後に心が乱されました。

これは、

XEVIOUSの原画

です。ゼビウスって読みます。

レトロゲーマーの登竜門にナムコミュージアムというものが現在のバンダイナムコから各機種でリリースされています。

これは、飛行機を操作するゲームで地上と飛行物の撃ち分け、STGというジャンルに物語や謎解きを足した草分けの作品。

リンクを開いて飛んで頂けると、ファミコンのこのカセット本体や、小説(未所持)の絵で、カットされた原画の上部が観られます。

とても素敵な描画で、カットされるのは勿体ないなぁ、貴重な資料の公開、ありがたい、と思ったのもつかの間、

これは本当の画像?AI?

という疑念が巻き起こりました。メディアリテラシー、ですね。

未所持な小説ですが、リプライで小説を載せてくれた方もおり、

小説の表紙は原画のほんの少し下で切り取られたことが分かります。原画を公開なさった方はコレクターで、私も観たことのある、他の貴重な原画も多数、公開なさっていることから、真贋を考えることは無粋でした………原画が見切れていて勿体ない、というのは稀有な逸話ですし、リスクを負いAIを使うなら新しい物でしょう。

ただ、

自分の価値観に危機感

をもちました。AIに警鐘を鳴らすとか大層なことではなく、芸術を、私は気軽に楽しめなくなってしまった、のではないか、と。

どうすれば、この、一過性のような毒の思考を手放せるのだろう、そう強く思いました。

ですが、それは思いのほかすぐに解決しました。

先日、本当に数日前にスマブラ・カービィのプロデューサーで著名な

Sora/桜井さんの最新動画

カベ破壊ひとつに【グラフィック】


この公開された動画の力添えが大きいです。

現時点、最新のお動画で、サムネだけ見るとゼルダなどの洞窟?のお話かと思ったら、スマブラSPの鉄拳からのゲストキャラ、主人公のカズヤステージの、壁が壊れた時の、その描画のお話でした。

ここは

リテイクを何度も何度も

指示し監修したそうです。だから、みがいてみがいて、とお書きなさってるのですね。「鍾乳洞みたい、だからリテイク」という言葉もあったので、洞窟みたい、って感覚は共感できてたかも。

音楽でも、ヴェートーベンが楽譜で、ある箇所を幾度となく書き直した、そんな逸話を引用したCMがあり好きでした。親のVHSで見かけたのか、何の放送の合間だったのか、謎の記憶です。

それでは、

失われた原画とAIについて

本題に戻ります。

リアルタイムの心の動きを足跡として、書き残します。

自分のレビュー力・審美眼を信じて、原画をじっくり見ようとしました。その時点では、目途も立たず価値観の揺らぎに眩暈がしていました。

様々な理由・しがらみから、物語が作り出せずに来た分(小説の投稿を1回しただけ)読み解くこと、『最高の受け手になる』を覚束ない中で掲げ、お陰様で良作に恵まれて、打ちのめされた時も何度も色々な作品に力を貰い、なんとか進んで来られた、その恩返しを今の力で少しでも、その基盤が揺らいだ、故の眩暈でした。

『最高の受け手になる』は、ニコニコ動画のマイページに、自己紹介で初期から書いていた文言です。

(本題に戻れず↓ニコニコ動画が心配)

………サイバー攻撃、めっちゃ心配です。セキュリティ、大丈夫かな、身体的被害にまで及ばないでと、心から防犯強化を願って止まないです。

言及なさってるYouTuberさん、まだ数少ないのですが、VTuberさんには多く、力強さを感じました脱線ごめんなさいっ! 一大事過ぎて。。。買いそびれていたカドカワの積み本を買ったりしてました。スパチャも良いけど、純益で届けたくて。話、戻します。

本題の本題

まず原画をかなり拡大しました。それこそ、美術館で絵画をルーペで見て、読み解くような感じに。一目見て、AIじゃなさそう、そう感じられました。第一印象で、そう思えた。良かった。

この発見?視点を書き残したかった。

カットされた原画の上部

・空気遠近法が用いられ水色に染まっている
・段々畑のような地形の滝
・湿地帯描写
・水平に迫る様な地平線、なのに崖に滝

こんな狭い空間にこれだけの要素を描き切るのは、絵師さんの執念だよ。最初に書いた、STGとして新しいゲーム性に感動して、広がった世界感を原画に落とし込んだのだと思う。

ただ、広報の人は情報量を削ることを重視する人だったのか、この切り方になったのだけど。この切り取り方でも上に海?湖があるようには見えますしね。原画のが私は好みですが、ここまでしっかり普通は観ないのかも知れません。

私も、このAIの流れが無ければ、見逃していたでしょう。

令和6年のAI

は、まだ無難な答えを返すだけだから。人の心を打つ、推敲を重ね続けて擦り切れた上でギリギリ出せた、鳥肌が立つような描写は、AIでも、何百回とリテイクを重ねないと、重ねてもまだ出せないかも知れない。

イラストコンテストでAIが受賞するのは、心が乱されるけれど、なんとなく、ではない、作者の意図や想い、その描かれた背景、時代を汲み取っての評価………は、鑑賞に慣れない人が審査員を受け持つ可能性もある、小さい市などのコンテストでは難しいかも知れないけれど。

人心地で居続ける

ための、小さなプライドは、それでもAIと背中合わせで進んで行く心得は………

努力を重ねて誰しも嬉しかった経験はあると思う、そんな一つ一つの、想いを載せた一筆一筆の適切な学んだ術の積み重ね、

そういう想い出と照らし合わせるような、芸術鑑賞の視点で作品に触れる、それが肝要となるのかも知れません。実体験からの、得難い稀有な経験からの日記でした。・・・・うまく言い表せたかしら。


例のごとく、Xのつぶやきからの切り貼りと校正なので、分かりづらかったらごめんなさい。

よき、芸術鑑賞、プレイング、ビューイング?(視聴か)にみなが恵まれますように。

では、また袖振り合ったらよろしくです-♪
ノシノシ(ブンブン)


       ぉぉ、山盛りタスクタスク。。

蛇足:もっと早く、DHA飲めば良かったかも。
ぐだった文章を治すのに体力使い過ぎましたorz
ルーティンって大事ですね。。


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