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小田急線に乗ったら見ず知らずの人から声をかけられて着物をもらうことになった話。

Photo by マタヒラ タカマサ
(この投稿の写真ぜんぶ)

こんにちわ、ココ純です。

タイトルのまんまなのだけど、見ず知らずの人に着物をもらう事になり、第一弾を取りに伺うことになった、という話です。(早速第二弾を匂わす)


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日常きもの、「令和モダン」

その日も着物でした。

最近、こんな感じで「令和モダン」というテーマで洋服×着物でコーディネートすることが多くなりました。(いわゆる)正しい着付けは意味があるし美しいのだけど、今のこの令和の時代っぽく、和装洋装こだわらずに好きに組み合わせて着ちゃおう!、と。正しいのも自由に着る令和モダンも、どっちもいい。
もちろん洋服の気分の時はそうしてるし、選択肢のひとつというだけ。選択肢が増えた。もっと気軽に。

で、
気軽に買えないとふだん取り入れるの難しいですよね。

この写真の着物、実は「世田谷ボロ市」(骨董市みたいなの)で500円でした。見えないよね?

そういうのをうまく見つけるんです。
着物の古着屋さんもあるし、私が持ってるのも古着の1000円とか2000円くらいのものばかり。


「令和モダン」については、また別に書きたいです。
長くなっちゃう。

普段着として日常的に着たい、着てほしい。


ただ、ひとつ書いておきたいのは「何も難しいことではない」ということ。

手持ちの洋服に合わせるだけ。
冬は寒いから中にニットを着てる。シンプルです。

着物に洋服のコートも似合う。
靴も普通にタイツにパンプス、ブーツ。スニーカーもアリ。(写真、足元というか全身撮って貰えばよかったかも…)

ま、何でもアリ。
ワンピースor着物、くらいの感覚です。

こないだ素敵に撮ってもらったので写真使わせてもらったのだけど、その日もこのコーディネートでした。

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嗅覚。

2/16のこと。
新宿から小田急線に乗り、
下北沢へ向かうわずか10分間の出来事だった。

ある車両に乗り込んだのだけど、
“なんとなく”隣の車両に移った。

けっこう空いてたし10分くらいで降りるからと思って
車両に入ってすぐの優先席の端っこに座った。

そしたら私の目の前に落ち着いた雰囲気の上品な女性が座ったのだけど、これがまた素敵なおばあさま。

「唇が乾くな、リップ 塗ろ…」と思ってバッグをガサゴソしてたら(リップクリームがないと死ぬ人)、
その女性が「あの、ちょっといいかしら?」

と、私に話しかけてきた。

「お着物よね?どうやって着てるの?とても素敵だわ」

えっ、褒められるパターン…!

っていうかわざわざ話しかけてくれるなんて、
嬉しすぎた。
なかなか知らない人に話しかけられるものじゃないよね?

「はい、着物です。お着物好きなんですか?」

「昔は着てたんですけどね、生け花とかやってて。
コレ、丈はどうなってるの?短く切ってるの?」

「いえ、普通の着物です。
丈は短く端折ってきてるだけです。
普通にも着られます。靴もこんな感じで…」


私、この方とお話ししてたら、
《…着物をくれる人なのかも》
と、直感しちゃったんです(嗅覚するどくない?)

『令和モダン』というワードと、

『コレを広めたくていずれレンタルとか販売もしたいから着物をたくさん集めている』

という事を、
“とにかく自然にぶち込む(言葉遣い)”
というミッションが急きょ降りてきてしまったので、
そのタイミングを計ることに集中して、
冷静に焦りながら話してました。

とにかく10分しかありません…!

そしてついにその時が。
ぶち込みました(言葉遣い)。

そしたら、

「あらそうなの?
わたし着てない着物がたくさんあるから
よかったら差し上げるわ」

きた!やっぱり!

それで、ガラケーでLINEもやってないし
メアドもすぐ分からないというので、
電話番号だけ交換して、下北沢で降りました。

下北のライブにはギリギリ間に合ってない。

なぜかというとその前にどうしても
映画を観たくなっちゃって、
5分くらい過ぎちゃいそうだけどいっか!
と、映画の予約しちゃったんだよね
(ちなみに「パラサイト」。2回観た。)。

観終わってすぐ電車に乗り込んで、
新宿で乗換えを間違えそうになり
(小田急線むずかしい…)1本見送って、

その結果がコレ!!

やりたいと思ったことは
理由とか考えずにやった方がいいなと思った。

急に思い立ったことは特に。

そういえば、
このライブに行くことになった経緯を考えて遡ったら
以前、「ココ純とお茶」を販売したことだ!
ということに気づいた。

人生何があるか分からないね。
(この話はまた書こうかな)


馬主…!?

どこまでとりに行けばいいかなと思ってお住まいを聞いたら、武蔵小杉のあたりと。
で、「中野にも少し置いてあるんだけど…」と。

え?中野にもおうちがあるの?

「でも武蔵小杉の方がたくさんあるから、そっちに取りにきてもらうのがいいわねきっと」

お店とかやってて場所があるのかな?

あと、「お名前なんておっしゃるの?」と聞かれたので「すわべともみです、長野の諏訪市の“諏訪”に…」って説明してたら、

「長野の諏訪からちょっと外れたところなんだけど、馬がいて(飼ってて?)…」

え?馬を所有?

は?馬主なの?何者なの??


こんな方が持ってる着物だから、上質なものなのでは…!と期待したのはちょっと下品だったかな。でも私は着物のことよく分からないし、結局「カワイイ!」と思ったやつ着るだけなのよね。

ちょっと地味なのが多いかもと言ってたけど、レンタルとかするなら幅広い方がいいし、組み合わせ次第で使えると思うから嬉しい。

長くなりそうなので、着物をいただきに行った時の話はまた投稿します!


2020/02/24 ココ純  

モチベーション上がりますっ!