「もう一つのライオン」 英領インド 東インド会社 リストライク試鋳金貨 4点セット
<コインデータ>
名称: 英領インド 東インド会社 リストライク試鋳金貨
発行年:1854年
発行国:インド
鑑定済み枚数:各コイン5~10枚程度
グレード:PF64・PF63
発行枚数:不明
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<アンティークコイン概要>
1854年に発行された英領インド・東インド会社のリストライク試鋳金貨セットです。
2モハール・1モハール・10ルピー・5ルピーの4点セットになっております。
鑑定機関NGCでそれぞれPF64、PF63の高評価を受けております。
表面には若かりしヴィクトリア女王の肖像が描かれ、
裏面にはインドを象徴するライオンとヤシの木が描かれます。
オリジナルコインは1841年、英国最高の時代・ヴィクトリア朝の繁栄を支えた、東インド会社(EIC)によって発行されました。
こちらのコインもリストライクと言うものの、オリジナル発行から13年後に発行されており、歴史のあるコインです。
そして、デザインを手がけたのは英国の伝説的デザイナー、ウィリアム・ワイオンと息子のレナード・ワイオンです。
王道イギリス金貨というステータスと、経済発展が目覚ましいインドの金貨というステータスを持ち合わせた、将来が楽しみなコインです。
現存数が少なく、人気のコインとなっておりますのでどうぞお早めにご検討・お問い合わせ下さいませ。
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<希少!ワイオン親子が手掛けた「もう一つのライオン」>
モハール金貨は英国がインドを支配下に置いていた時期に発行されていた金貨で、常時発行され続けていたものではなく、必要に応じて幾度かの単年度発行がされているコインです。
流通貨として発行されたことから、コインの発行枚数自体は多いものの、ほとんどがMS鑑定品であるためPR・PF鑑定品は非常に貴重なものになっています。
同じくヴィクトリア女王を描いた、ジュビリーヘッド金貨に近い特徴と言えるでしょう。
デザイン面では、人気のヤングヴィクトリアの肖像に、インドを象徴するライオンとヤシの木がシンプルかつ上品に描かれます。
先述の通り、この金貨デザインを手がけたのは伝説のデザイナー、ウィリアム・ワイオンとレナード・ワイオンです。
ウィリアム・ワイオンは1851年に亡くなっているため、このコインが彼の遺作の1つでもあり、親子2代で手掛けた「もう一つのライオン」というのがコインデザインから見える素敵なロマンの1つです。
そしてコインデザインだけでなく、実際にウナとライオンにも比肩する希少性を持っているのが面白いポイントになってきます。
実は現在、モハール金貨をインドから他国に輸出することは輸出は禁止されており、一度インド国内に入ったモハール金貨は、世界の市場に出回らなくなるのです。
そのため、年々モハール金貨を見かける機会は減っていき、それが高グレードのものであればなおさらとなってきます。
近年発展が目覚ましいインド経済を考えると、強い可能性を秘めていると考えるのが自然でしょう。
是非一度ご覧頂きたく存じます。
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