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時間管理から自分管理の予定表に変えて、人生を変える方法

年が明け、仕事始めを迎え、通常のスケジュールに戻している頃かと思います。
今年のスケジュール帳は、新調されましたでしょうか?
あなたのスケジュール帳は、本当の時間管理が出来ていますでしょうか?
そのスケジュール帳に、人生を幸せに創れる事柄は優先されてますでしょうか?

今回時間管理ではなく、自分管理ができる予定表を作ってみました。
今年のスケジュール帳を、時間を自分の成長のために使う予定表に変えて、人生を変えてみませんか。

スケジュール帳の問題点

私は会社員時代、営業をしておりました。その時に使っていた手帳は、月間スケジュールが見開きになっているものでした。
月初と週初めに会議があり、中旬に研修があり、月末に報告があるという様に月単位で流れが決まっていたから、月間の予定が一目でわかるスケジュール帳が使いやすかったです。
加えて、月間で目標が決まっていたので、その目標や重要度合いを記載できるようなスケジュール帳だったので、優先順位も付けやすくて使いやすかったです。

しかしこのスケジュール帳は、タスクの忘備録にはなっても、人生を自分で創っていくものではなかったと思います。
それは、時間があれば将来のためにやっておきたいと思っている事を、スケジュールすることが出来なかったからです。
やりたい事をスケジュールしているのではなく、やるべきだと言われている事をスケジュールしていたからです。
時間を効率よく使うためのスケジュールをしていて、自分や人との関係を向上させる時間を効率が悪いことだと考え、後回しにしスケジュールしていたからです。
仕事の予定を優先して入れ込み、空いている時間に自分の予定や家族の予定を考えていたからです。
これでは、自分のために時間を使っているとは言えないものだと思います。

「7つの習慣®」の書籍では

私が学んでいる「7つの習慣®」(スティーブン・R・コヴィー著)の
第3の習慣「最優先事項を優先する」に、時間管理の本質は「優先事項をつけ、それを実行する」と書かれています。
そして、「時間管理」という考え方が違っていて「時間を管理するのではなく、自分自身を管理すること」が必要だとも書かれています。

そのためには、緊急ではないが重要なことを優先し、能動的にスケジュールしましょうと書かれています。
そして、その重要度を判断する基準が、自分のミッション・価値観・優先度の高い目標の実現につながるかどうかだと書かれています。
書籍の中の、関連する部分をご紹介します。(完訳版:201ページ)

重要な用事は、あなたのミッション、価値観、優先度の高い目標の実現につながるものである。
私たちは、緊急の用事には受動的に反応(react)する。だが、緊急ではないが重要なことをするには、率先力と主体性が要る。機会をとらえたり、物事を実現させたりするには、能動的に動く(act)ことが必要なのだ。

「7つの習慣®」においては、この緊急ではないが重要な事項を、第Ⅱ領域の事柄だと述べられており、時間管理のマトリックスという、緊急軸と重要軸で区分された4つの領域を表した考え方を示しています。
時間管理のマトリックス(完訳版:200ページ)

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緊急な事項とは、今すぐに取り掛からないといけない事柄なので、優先順位は高くなり、この事項を解消するために時間を使ってしまいます。
しかしそれは、本当に重要なことなのかを、確認し選択しましょう。そして本当に優先すべき、自分の人生を幸せなものにするためにすべき事柄(第Ⅱ領域)に時間を使いましょうと述べられていると、私はこの書籍を学んで感じています。

新しい予定表

そこで、今までのスケジュール帳では、こういった緊急ではないが重要な事を、優先事項として予定する事が難しいと感じたので、Excelを使って、「7つの習慣®」で提案している要素を参考に、能動的に第Ⅱ領域を考えやすい予定表を作ってみました。

自分自身を管理するために、重要なことが考えやすいものになったと思います。
実際私の1月4日からの習慣予定表が、こちらになります。

予定表

参考までにダウンロードできるようにしております。
もし使って頂ける方がいましたら、ご自由にお使い頂き、良ければ他の人にもシェア頂けると嬉しいです。
予定表は、3シート構成で、原本・例・書き込み用(1-1)となっていますので、書き込み用シートをコピーし増やし、1行目の日付を変えていってください。
私の上記予定表を例としてつけております。そのシートのセルに赤いしるしが入ったところに注釈をつけていますので、確認してお使いください。

新しい予定表のポイント

この新しい予定表のポイントをご紹介しします。
この考え方で予定表を作っていけば、時間管理から自分管理のスケジュールが組んでいけると考えて作っています。
なので、皆さんが現在お使いのスケジュール帳でも、この考え方で改良を加えて使用をされると、緊急ではないが重要なことを優先できるスケジュール帳として、継続して使っていけますので、参考にしてください。
ポイントとしては、8つです。

1.一週間単位の予定表になっています
社会が一週間を単位としている事が多く、そのリズムに合わせました。目標も立てやすく、結果確認と修正がしやすい単位になっています

2.ミッションステートメントを、常に確認できるようになっています
人生の目的・使命・憲法ともいえるミッションステートメントが記載され、常に眺めていると、日々の考えや行動が、それに沿ったものに出来ます

3.年間目標を、意識できるようになっています
年の初めに計画した目標を忘れて、重要な事柄を後回しにしないために、いつも目にすることで重要軸に戻ってこれるようになっています

4.「刃を研ぐ」項目が書けるようになっています
「刃を研ぐ」とは、自分が日々再新再生し成長するために4つの側面を考えバランスよく実践することを言います。その4つの側面での目標を記載して意識を定着させれるようになっています

5.役割と目標が考えれるようになっています
人には与えられた役割があります。夫であったり父や息子、マネージャーや営業マン、友人など複数の役割を持っています。その役割をバランスよく考えないと自分の人生を良くすることが出来ないと思います。なので、その役割ごとの目標を週間か月間単位で記載できるようになっています

6.緊急ではないが重要なことを、優先できるようになっています
ミッションステートメントから年間目標をつくり、役割ごとの目標に落とし込むことが出来ていると、今週に実施したい緊急ではないが重要な項目が、明確になると思います。そして、この第Ⅱ領域の項目を先に記入していると、この項目から予定を入れて、優先できるようになっています

7.メモ欄で、一日単位のタスクや振り返りが出来るようになっています
毎週、初めに予定表を作っても、緊急かつ重要なことは日々発生し時間を使ってしまいます。その時に忘備録や日記の役目をするメモ欄を作っています。この欄を活用することで、ミスを防ぎ更なる緊急事項を増やす事が防げますし、今後の見直し項目を考えるヒントなども残せるようになっています

8.予定表を考えるための時間を創って、継続して活用していきましょう
この予定表は、今までの考え方ではない新しい考え方です。自分の重要軸を確認して、第Ⅱ領域を先に予定して、自分管理をする予定表です。毎週作成することで、揺れ動く世の中で自分の軸を確認し、自分で自分を成長させるために必要な事を選択していけるようになっています。しっかり時間をかけて作成し、継続して活用していきましょう。必ず人生が変わると思います

自分管理の予定表で人生を変えましょう

今回時間管理ではなく、自分管理ができる予定表を作ってみました。
この予定表で、時間を自分の成長のために使い、人生を変えてみませんか。
今後の長い人生をより幸せに創っていく為、自分自身の未来予想図を創っていく為には、時間をどう使うかは重要で、その限られた時間を、人生をかけて達成したいと思えるミッションや使命、価値観に沿った最優先事項に使って、日々幸せな充実した時間を過ごしていきましょう。
最後まで読んで頂きありがとございました。

同様の投稿記事を私のブログサイトCocohaにも掲載しています。
この記事内の用語は、私が学んでいる「7つの習慣®」を参考に予定表を作っているので、ポイント解説などは理解しにくいところもあると思いますが、そういった際には是非、書籍を読んでみることをおススメします。その際にも私のブログサイトには、購入リンクもありますので確認ください。
ブログサイトCocohaは、第二の人生を創るための情報サイトになっていますので、そちらにもアクセスして頂けると嬉しいです。



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