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#03 神棚習慣と氏神さまとの出会い


推しの祭壇

前回の続きね。氏神さまダイスキーってのはこちらから。

我が家にはおふだを収納し、簡易的にお祀りする神棚「スペース」を設けている。
「スペース」と装飾したいのは、お社のようなしっかりしたものではなく、あくまでもお札の収納に特化したものだからなんだよね。

賃貸住宅の都合上、設置する場所や規模感に制約が生じてしまうし、こればかりはいたしかたなく。ホームセンターで数千円のコンパクトなものだけれど、そのかわり、日々のおつとめは丁寧にさせていただくよう心がけている。

今でこそこうして毎朝神棚へ手を合わせているけれども、独り暮らし当初のときは壁に崇敬神社さんのおふだを貼り付けているだけだった。日々のおつとめを知ったのは、崇敬神社さんが増えるタイミングとなった、数年後、住居を引越した後の話で。

ただ、当時のわたしに不足があったとは一ミリも思っていない。今のわたしは推しが増えたから、祭壇が必要になったのだと。オタク気質ならではの解釈で受け止めて、納得している部分もある。

推し神さまがたくさんいてくれるってハッピーやんね☆

バンッ、ドンッ、ピッカーッ!

ざっくりとさかのぼること3年前。
当時のわたしはコロナ禍の影響もあり、越県通勤が必要な会社へ転職することとなった。

旧住居から、通勤時間が1時間を超えたタイミングで、頭に浮かんだ「引越」の2文字。

幸いなことに、友人に不動産関連勤務の子がいてて。いろいろとわがままをお願いしながら、きゃっきゃ言いながらゆったりとマンションを内見していたんだよね。

もともと住んでいる場所も立地として悪くはないのだけれど、主要沿線からは少し遠めで。その分お家賃も安く。
広さやお家賃が同条件をベースに、主要沿線付近で探そうとすると、ワケアリだったり、治安が悪かったりとどうもうまく話が運ばない。
決まらないなあ……って2人でしょんぼりしつつ、次の内見日を調整して。

その、数日後かな。たまたま通院で、前の職場近くのお医者さんへ出向く用事があった際に。ほんとうに偶然なんだけども。

目の前バンッて道が開けて(ただ迷子になっていただけともいう)
鳥居がドンッって現れて
(道の見通しがよかっただけともいう)
参道がピッカーッって輝いたんだよね
(天気がよかっただけともいう)

そういうタイミングって、時間がなくても時間をつくって参拝するようにしている。から、当日は「何かのめぐりあわせかなあ」と思ってごあいさつするにとどまったんだけども。

後日。
すでに日程調整していた次の内見で、無事、引越先のマンションとめぐりあい。
なんなら、そのマンション入った瞬間にピッカーッって輝いたような印象を受け(エントランスの照明が明るかっただけともいう)
……そのマンション地域の氏神さまが、迷子になって行きついた神社さんのご祭神と同じっていう伏線回収をしたんだよね。

運命。これはきっと運命。

陽キャ疑惑の氏神さま

神棚習慣や氏神さまへお参りする習慣は、引っ越す前から自分の中で定番化していて。
だから、新しく氏神さまをお迎えするにあたって、これまでお世話になった氏神さまは崇敬神社のほうへお祀りさせていただくことにしたのね。
この旧氏神さま、なかなかにスパルタな方で、わたしは高野山をまるっと山越えする経験もさせていただいたので、何かの機会に書かせていただこうとおもっている(写真を探しているところ)。

今の氏神さまは、出会いのエピソードからちょっと陽の波動みを感じていたけれど、おおむね間違ってなさそう。神社全体が風通しよく、おおらかで、開けていて、とても空気のいいところだなあと感じている。

わが家から自転車でふらっと行ける距離に神社さんがあって、朔日とかでなくとも、気が向いたときによく参拝しているのだけど。
わたしもなかなか変わっていて、境内の中で「それでね、こんなことがあって」とぶつぶつ話をしているのを、神さまがのーんびり聞いてくれているような感覚がしてる。

仕事とかで落ち込むことがあったら、数日待たず右の榊(氏神さま側)が枯れているってこともしょっちゅうある。わたしはその現象を「氏神さまが榊で悪いものを祓ってくださった」と受け止めている。
だから、榊を枯らしてしまうたび、お世話かけちゃったなあって感じると同時に、毎度ものすごくありがとうって感謝の気持ちでいっぱいになる。

そういう、ちょっとした神さまの兆しみたいなものを拾って、積み重ねて、氏神さまとの関係性を築いているなかで。やっぱり氏神さまって、一番近くで伴走してくれるメンターだなあって考え方になってきたかな。

今の氏神さまには、気持ちを支えてもらうという意味合いでもものすごく頼らせてもらってる。めっちゃそばにいてくれるのを感じてる。
いつもありがとうございます★

ということで、次回は「高野山、弁天さまを探して」か、あるいは「品川富士、やっぱり山登り」のいずれかを書こうと。写真準備してきまーす。


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