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試合企画を考えるところからスタッフも当日に向けて楽しんでいたことを知ってください!

すっかり秋になりました。ついこの前まで外に出れば風さえジトっとしていたのに、今は夕方になると風が冷たく感じるようになりました。
こうなってくると難しいのは、寝るときの服装と布団の関係ですが、皆さまこの時期は分厚い布団に半袖?それとも薄手の布団に長袖?とのっけからどうでもいい話に脱線しかかっているココエ×大和シルフィードのnote担当です。

そんな話がしたいわけではありません。
先日、2022なでしこリーグ2部リーグ戦がすべて終了しました。
大和シルフィードの最終順位は3位。応援している私たちとしても非常に悔しい結果となりましたが、来年またチャレンジしていくことを改めて誓った日として記憶に残しておきたいと思います。

今日のココエnoteは、リーグ戦再開の9月25日、大和シルフィードホームゲームについてです。
この試合では、2度目のカメラマン企画を実施させていただいたのですが、今回もいろんな縛りがある中で、素敵な写真をたくさんたくさん見せてくれた参加者の皆さまには、心から感謝しております。
その時を切り取ることの大変さや難しさと同時に、そこでしか生まれない美しさやかっこよさを切り取れた時の喜びというものが、皆さんの表情や言葉から見て取れたことをとても嬉しく思っています。

企画をやっているとどうしても運営することが中心で、その日を楽しむということができないのは当然のことではありますが、今回はあえて企画をやりつつそれ自体を楽しむことにチャレンジした記録です。
スタッフが楽しんでいるなんて!というご意見もあるかもしれませんが、苦しみながら企画を行っているわけではないということをお伝えするには、この表現が一番適切ではないかと思い、あえてこの表現にしてみました。


■楽しんでもらいたい気持ち・楽しんでもらうための視点

選手の後押しするために、その日を楽しみにしてくださる方が多くいらっしゃることにはクラブの人間ではない私たちでさえも、本当に感謝しかありません。
いつも応援してくださる方はもちろん、初めてサッカーを見るという方や女子サッカーは初めてという方までさまざまな方がいらっしゃるからこそ、そのひとりひとりを想い、どんなものをお持ち帰りいただくか…どんなことを楽しんでいただけるだろうか…。
クラブも私たちもいつも必死に考えています。

ただ、考えている時は真剣そのものですが、考えるところから一緒に楽しんでしまおう!とココエでは思っています。
「こんなことが楽しいんじゃないかな?」「それだと偏ってしまうかな?」などなど、考える際の視点は1つではないので多重人格になったつもりで考えています。
行きたくても行けない人もいる。それも当然頭に入れて。
自分だったら、あの人だったら、この人だったら…それぞれの楽しいを想像しまくります。

マーケティング視点としては、来場数や売上はもちろん気にする必要性があります。
でも、ファンマーケティングの視点では、来場してくれる人以外にもファンはいますし、ファンの周りにいるであろうファン予備軍を踏まえて楽しいことを考える必要もあるのです。


■当日を迎える前の楽しさ

試合前、クラブがイベントについてサイトに掲載したりツイートしたりしていましたが、ココエではカメラマン企画第2弾を企画しておりましたので、カメラマンさんとの打ち合わせなどを行い、告知の日まであれこれを整えます。その段階で、カメラマンさんが「今回のテーマは何にしようかな」とお話してくれて、企画そのものの楽しさが始まっておりました。

そしてクラブからはキッチンカーが5台、パフォーマンスチームのステージも開場時間からあり、かつマルシェもあるということが発表になり、企画担当としては「え…全部いけるかな…見れるかな…」と欲張りな気持ちがムクムクと湧き上がっていたのは言うまでもありません。(行けるわけはないのですが笑)

きっとご来場されるファン・サポーターの皆さまも、「当日何時に行こうかな」「何を食べようかな」「試合までの間に何ができるかな」を考えるのは当日を迎える前の楽しさでしょう。この時はファンになりきってその気持ちを身をもって体験していました。


■試合当日に企画担当が抱える気持ち。自分が体験する側にいなくても感じられるもの。

ですが、やはり当日を迎えると、ファン・サポーターの皆さまと私たちとでは少し楽しみ方や楽しいと感じることが変わってくるところです。
実際、企画などを行っている場合はそのオペレーションに気を配ります。
キックオフまでのタイムスケジュールは細かく区切られていますし、どこかでズレてしまっては成立しなくなる企画もあります。試合に影響を出すわけにはいきません。
この時点では楽しみよりも、緊張です。

会場の外では、すでにたくさんの方がキッチンカーに並んでいたり、客席からパフォーマンスを見守っていたりとそれぞれ楽しんでいる姿が見え、「これはきっといい日になる」そう確信しながら、カメラマン企画の準備を進めていました。

受付を終えて、講師である草野カメラマンの話にメモを取りながら耳を傾けている皆さまの姿を見て、緊張とは少し違う気持ちが入り始めます。
入ってきた気持ちは「ここに来てくださった方の目にどんな風に大和シルフィードの選手たちが映って、どんな写真になるのか」というワクワクな気持ちです。
この写真を通して大和シルフィードを知ってくれる人がいるかもしれない!、大和シルフィードを見てみたい!と思ってくれる人が次の試合に来てくれるかもしれない、という楽しみが生まれました。

この日のテーマとそのテーマに対してのレクチャーをする草野カメラマンと真剣に話を聞いている参加者の皆さま

■皆さんの笑顔を見ることで生まれる「楽しかった」の気持ち

結局、最後の最後まで自分自身の「楽しい」はなかったかもしれません。それは企画を事故なくやり遂げなくてはいけないという想いがあるので、自分のことは二の次になってしまうから仕方がない。というのが結論です。

それでも、この企画を通して大和シルフィードの輪が広がるかもしれない。そう思うことができましたし、参加していただいた方が「楽しかったです」と言ってくれた時の笑顔を見ると、「やってよかった…」と思いますし、もっと楽しんでいただきたい!という欲求さえ生まれてくるものなのです。

皆さんの笑顔を見ると嬉しくなるし楽しくなる。それはココエの企画担当者だけではなく、試合に関わったすべてのスタッフが同じ気持ちだと思います。

ファン・サポーターの皆さんが、「選手たちからたくさんのパワーをもらえる」という話はよく耳にします。
また、選手はファン・サポーターの皆さんからたくさんのパワーをもらっているのは言うまでもありません。
でも、私たちスタッフも同じなのです。皆さんの「楽しかった」という声や笑顔からたくさんのパワーをいただいているのです。
その分を次の試合へと繋いで、もっとこの笑顔を増やしていきたい!と思っているのです。

そうして、初めて私たちにも「よかったね!楽しかった!」と言える時間が訪れました。


今シーズンホームゲームにご来場いただきました皆さま、本当にありがとうございました。
来シーズン、もっともっと大和シルフィードらしいチャレンジをしていくはずですので、ココエはそんなクラブをサポートし、また皆さんの笑顔に会えることを楽しみにしています。

またTwitterで呼びかけいたしますので、来シーズンに向けて、また皆さんの声を聞かせてください!

大和なでしこスタジアムにて Photo by 草野カメラマン

今回のnoteではここまで。


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