生きるということ

うつ、なんだそうだ。
長らく付き合いのあった心理士に、とうとう現実を見よと言われた。「そろそろ薬飲んでくれたら安心はする」だそうだ。

しかし、いわゆるうつ病ではなく、2次障害としてのうつなんだそうだ。おそらく1次障害としてのうつというものがあるのであればとっくに発症しているのだが、私があまりにも長く無視し続けた結果、心理士曰く、ものすごい耐性ができてしまったらしい。だから、あくまでもいわゆるうつではないそうだ。

意を決して伝えてくれたのだと思う。心理士の立場を一般的に言ったらなんだろうか。

今にも崩れそうな山を支えるガードのような役割なのか。それとも注意しても聞く耳を持たない幼児の保護者のようなものなのか。危ういが、何もできないという状況なのだろう。心理士の気持ちを思い測ろうとすると身がもたない。

幼い頃の逆境体験は未だ私を蝕んでいて、人との違いに苦しむし、それでも普通でいたいと頑張ってしまい空回りする。

このしんどさを何にぶつければいいのだろう。

生きている価値なんてもはや一ミリもかんじないのに。

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