マメね〜と言われるけど
最近、友人に「鮭と大葉のお寿司をつくった」「くず餅をつくった」などと言うと、だいたい返ってくる答えが「へぇ〜マメね」。マメって、いろいろとつくるのはマメだからなんだろうか。それって、良いことなんだろうか。それとも少しだけ呆れられてるんだろうか。
基本的に私は怠け者で、なんにもせずにボーッとしているのが大好き。一日中なにもしないで、あれこれ想像したり、ネコと遊んだり、お昼寝したり。これこそ、あぁ〜至福の時間という感じ。こういう日々ができるだけ長く続いてほしいと常に願ってさえいる。
でも、仕事もしないといけないし、洗濯やら掃除やら日々の家事や雑事もある。ごはんをつくって食べたら、食器も洗わなくちゃいけない。ま、そういう日常の仕事はルーティンになっているので、さほど苦ではないけれど。それでもやらなくていいなら、したくない。
ところで、うちのシステムキッチンには食器洗浄機がついている。ほとんど使ったことがないので、前に一度使ってみた。でも時間がかかって、音がうるさくて。もういいかなと思う。こちらの方がテマな気がするくらい。
でもお料理はたまに、食べたいものをつくろうといきなりエンジンがかかる。そうすると不思議なパワーが出てきて、先日の実山椒を求めて成城に行ってしまったり、生姜の甘酢漬けがつくりたくて、新生姜を買い込んで、生姜の下準備を黙々とやっていたりする。それを友人に話すと、最初の「マメね〜」という反応が返ってくるのだ。
きっときっと自分自身は、食べたいものがつくれることを楽しんでやっているので、少しも苦痛ではないのだ。むしろその時間を大事にしたいと思っているくらい。怠け者でも、いざというときにはやる。そういう感じ。今日は今日とて、つくりたい衝動に駆られて、パンを焼いた。ただしホームベーカリーが毎度いい仕事をしてくれるので、私は仕込むだけ。明日が楽しみ〜♬
全粒粉のパンを焼いた。ホームベーカリーは最初に材料を仕込むだけなので、後はお任せでラクチン。明日はこれでサンドイッチをつくろう。具は卵とツナかな。焼き立てパンは本当にいい匂い。食欲をそそられる。