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心の病でお休み中。noteは主に読書日記です。 ■ 好きなジャンル:エッセイ・小説・自己啓発・雑学 ■ Amazonアソシエイト参加

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小さな私 | 「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」を読んで

小学生の頃に受けたカウンセリングのことを思い出した。 女性の先生はとても優しそうで明るく接してくれたけど、私は話さずやり過ごしていた。 人とうまく話せなかった。今でもそう。 本音を話すことってすごく勇気がいることだ。相手にもし気を使わせてしまったら、と思うとすごく怖い。 ジェーン・スーさんのエッセイ「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」を読みました。 子供の頃は、自分の良い感情も良くない感情も素直に表に出せる。 大人になるにつれて自己防衛のつもりで素直な感情を隠してし

    • 「感じる」を育てる

      吉本ばななさんの「幸せへのセンサー」を読みました。 自分が安定した状態ってなんだろう このエッセイを聴きながら常に私が考えていたことです。 小さな違和感にもすぐ反応してしまう私にとって優しい言葉で綴られる文章に気持ちが軽くなりました。 耐えないといけない。だって皆んなは普通にできるから。 不快だと思ってはいけない。だって皆んなに迷惑がかかるから。 でもどうせ限界が来る。私はそれを知っている。 「そうか、私は何もかもコントロールしようとしてたんだ!」 視界がパッと明る

      • 人と分かち合うことが幸せ

        犬飼ターボさんの星の商人を読みました。 私にとってはあまり馴染みのないビジネス書ですがタイトルが気になったので読んでみました。 今の私には余裕がない。病気を抱え、家からも出られない生活が続き、人と話すことにも怯えている。 そんな私が人の成功を手助けするという感覚に少し違和感があった。 でもよくよく考えてみると私が一番欲しているのは「居場所」。 居場所があるというのは人に必要とされること。 確かにこれが自分が理想とする場所だから成功と言えるのかもしれないと思った。 他人

        • 【読書】人生の成功とは?

          喜多川泰さんの「賢者の書」を読みました。 賢者といえば憧れるもの。誰からも頼りにされる存在。 この物語に登場する少年と同じような気持ちで読み進めました。 少年が旅を通して出会う賢者たちの教えは「得るもの」ではなく、次第に「私が失ったもの」ではないか、という感覚を覚えていきました。 どうしても行動の結果を良いものとして期待してしまう。 それどころか失敗を恐れて行動しないことの方が多い。 今の私に一番必要なものは「変化」。 時間や感謝の気持ち、言葉。人間に与えられたもの

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