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【あのころの詩シリーズ】栄光のために生ける人たちへ

若かりし日のわたしの「詩」アーカイブ。あの頃の自分にハグ。

栄光のために生ける人たちへ

本当の悲しみの意味を知ったなら
なぜそれでも欲しいのか?

淋しさに耐えがたく
北風が私をさらしていく
涙なんて枯れてしまった

栄光だけが私を包んでくれるなら…

心と心が分かり合えたなら
地位や名誉や栄光なんて
本当はいらない

そうでしょう?

それでも欲しがるあなたは
私の涙を飲みなさい




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