「死にたかった発達障がい児の僕が自己変革できた理由」を読んで

麹町中学校のことは聞いたことある、レベルの私でしたが、衝動買いしました。
とても面白かったです。
ほんの一部ですが、私のアンテナに引っかったこと、納得したことを幾つか書きたいと思います。
(かなり意訳してて、本人の言葉ではないので、気になる方は著書を読んでください。)

著書西川さんの書いてることについて

・ADHDは刺激があると落ち着かないと思われがちだけど、刺激がないと落ち着かない。(人にもよりますが)
→本当にそうだなーと思ってます。そして、刺激の種類によります。ステレオタイプでは決められないってことです。

・勉強はできなくても、と思われがちだが、勉強ができないのはキツイから、勉強ができる手立てを。
→これは、支援教育コーディネーターやってる時に痛感しました。
そりゃ、授業メインの生活ですから、勉強はできなくてもいい、は全く違うなと。

・できるようになったらどうなりたい?を具体的にイメージする。
→選択理論心理学にもつながるなーと。

・誰かのためになることをするというのは、天に貯金をすること。
→家族の教えということですが、すごくいい言葉だなーと。

・子どもと学校の同意があれば、「合理的配慮」はできる世の中になって欲しい。
→本当にそう思います。
どの親も情報収集力があって、現状を冷静に見られるとは限らないし、ましてや、第三者の意見書を提出しなくてはいけないシステム、小児精神科が半年待ちもザラな今、破綻してます。

麹町中の教えについて

・他者のためになるから自己肯定感上がるし頑張れる。
→確かに、いくら難しいことができても誰の役にも立たなかったら、自己肯定感は上がりにくいなと。
自己有用感って大事。

・大きなチャンスを掴むには日々の小さな選択を大切にすること。
→これ、子どもたちに教えてあげたいなー。
そして、たくさん選択させたい。

・手段と目的を間違えるな
→これは自分が呪文のように唱えないといけないなと思います。

・他人のしない選択も認める
→私が「おめめどう」に出会った時、一番「それだー!それが教育に足りないやつ!」と思ったやつです。

・嫌いな人がいるのは悪いことじゃない。差別しない行動だけは意識すれば誰でもできるようになる。
→これが、「はびりす」の山口さんが出張授業してる、行動の道徳ってやつだなーと思いました。
綺麗事じゃなくていいな、と。

というわけで、私は次は工藤勇一先生の著作を2冊注文してみました。

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