掃除が…

後輩が、掃除が上手くいかないというので、話を聞きました。
(言葉はそのままじゃなくて意訳されてます。)

私: どの辺が上手くいかないの?

後輩: なかなか取りかかれない子がいるんですよね。

私: 一度、先生ががっつりテコ入れして、成功体験させると良いかもね。

後輩: どういう成功体験ですか?

私: 例えばウチのクラスだったら、時間内に終わって「やったー!」みたいな。そしたら、さっと取り組む子が増えるよ。なかなか取り組めない子は勿論いるけど、取り組める子が増えるよ。

後輩: あの子だけやらなくてズルい、とかにはなりませんか?

私: 上手に早く終わらせる方に意識が行くから、そんなにそういうことはないよ。チャイムと同時に昼休みにできることが嬉しいって感じで。

後輩: ウチ、遅くて昼休みに入っちゃうけど、子どもたちはあまり疑問には思ってないんですよね。
あと、丁寧にきれいにはできるんですよね。

私: ん?じゃ、いいんじゃない。先生がそこが大切だと思ってて、子どもたちが出来てるならそれで良いんじゃない?一年生だから、初めから速いもキレイも両方は無理だから、一つずつ、大事だと思うことからやれば良いと思うよ。

後輩: でも、箒さんが、端から掃けなくて、途中から始めちゃったりするんですよね。なので、途中から、ここにゴミあるよってやり直しになるんですけど、そうすると順番がぐちゃぐちゃになっちゃったりして。

私: そういう時はやり直さなくて良いように、間違えた時点ですぐに教えてあげればいいと思うよ。そこが出来ないと分かってるなら、初めからそこだけは見てて、すぐ教えてあげたらスムーズだと思うけど。

後輩: そっかぁ。

この会話から私が気づいたこと。

◯ 一年生に教えるって、意識してないけど、やっぱりコツがあるんだなー。
(逆に学年が上がるとできないとかではなく、やる気の問題になる。)

◯ 最初から欲張る必要はなくて、自分が大事だと思ってることをまずは教えていけば良いんだけど、そこは一つ一つ丁寧に見守って手立てを取っていく必要がある、と私は考えてるんだなー。

ちょっと一方的に私の考えを言ってしまった感はあるので、次回は後輩自身の答えを引き出してあげなきゃ、と若干反省…。

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