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市議会議長と失語症について相談
失語症を社会の基礎知識に
初めての失語症経験
発症した時、
何が起こったのか分からなかった
ベッドの上で、何も動けなくて
何も言えなくて
これから、
ベッドから起きれるのか?
歩けるのか?
話せるのか?
どんなリハビリをしたらいいのか?
人生どうなっていくのか?
誰に聞いたらいいのか わからない
真っ暗なトンネルの中で何の光も見えない
「失語症」という言葉すらわからないまま
過ぎていく毎日
初めての経験に不安と絶望の日々だった
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/87420346/picture_pc_01393336fe3775506b60abdd3d5d1947.jpeg?width=800)
8年経って
いろんなリハビリをして、
いろんな方との出会いがあって
自分の障害を受け入れて
ある程度の知識も持てるようになってきた
でも、
とても大変だった
失語症のある人は50万人もいるというのに
社会の人も
職場の人も
行政の人も
病院の関係者もドクターも
リハビリのPTさんもOTさんも
よくわかってなくて、
失語症のある人が話せないことを
知らんぷりしたり
そんな人だと決めつけたり
認知症や発達障害と決めつけたりして
情報をもらえなかったり
時間をもらえなかったりして
仕事や勉強で評価されず、
進学できず、就職できず、社会から孤立して
辛い日々を送っている人がたくさんいる。
失語症に関わる環境や状況がわかるようになると
少しでも、
失語症のことをわかって欲しいと思うようになってきた。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/87420437/picture_pc_4ecb149f7e123b957e5d4ea85e1dcfbd.jpeg?width=800)
初めての市議会議長室
友達のようこちゃんは旦那さまが3年前に
脳梗塞発症し、全失語、右半身麻痺と言われた。
毎日のリハビリを一緒に取り組んで、
今も毎日、明るく会話をかけながら生活している。
仕事も辞めて、自由な時間はなくなった。
旦那さまが元気になれることいつも願っている
ようこちゃんは、市議会議長と高校の同級生
もう少しでも、社会が理解してくれたら?と
理路整然と書類を作成して議長に提出してくれた‼︎
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/87420507/picture_pc_0225470f7dbd27c216db0d0e4d97973a.jpeg)
可愛いけど聡明な素敵な議長
私の話しも、
目を合わせて、資料を読みながら、
メモを取って、うなづいて聞いてくれた
今まで、伝えたかったことを
やっと、聞いてくれる人に出会えた気がした。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/87419356/picture_pc_fc92568842cf9e8b5960754a93e79230.jpeg?width=800)
障害を理解して誰もがイキイキとできる社会に
市議会にはたくさんの課題があると思う
障害者雇用やダイバーシティ推進など
関係者に任せるのではなく、
社会全体で、障害の基礎知識を持って
みんなで見守り、誰もが普通に生きていける社会を
築いていけたらいいなと思う
少しずつでも、
時間がかかっても
よりよい社会のために
何か始めていきたい
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/87419421/picture_pc_c9839760b9477cf2bf7aa78588e7d87c.jpeg?width=800)
大野議長のブログ
http://blog.livedoor.jp/ohno_ibaraki/archives/52454663.html
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