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市議会議長と失語症について相談

失語症を社会の基礎知識に

初めての失語症経験

発症した時、
何が起こったのか分からなかった

ベッドの上で、何も動けなくて
何も言えなくて

これから、
ベッドから起きれるのか?
歩けるのか?
話せるのか?

どんなリハビリをしたらいいのか?
人生どうなっていくのか?

誰に聞いたらいいのか わからない

真っ暗なトンネルの中で何の光も見えない

「失語症」という言葉すらわからないまま
過ぎていく毎日

初めての経験に不安と絶望の日々だった


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8年経って


いろんなリハビリをして、

いろんな方との出会いがあって

自分の障害を受け入れて

ある程度の知識も持てるようになってきた


でも、

とても大変だった

失語症のある人は50万人もいるというのに

社会の人も

職場の人も

行政の人も

病院の関係者もドクター

リハビリのPTさんもOTさんも

よくわかってなくて、

失語症のある人が話せないことを

知らんぷりしたり

そんな人だと決めつけたり

認知症や発達障害と決めつけたりして

情報をもらえなかったり

時間をもらえなかったりして

仕事や勉強で評価されず

進学できず、就職できず、社会から孤立して

辛い日々を送っている人がたくさんいる。

失語症に関わる環境や状況がわかるようになると

少しでも、

失語症のことをわかって欲しいと思うようになってきた。


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初めての市議会議長室


友達のようこちゃんは旦那さまが3年前に

脳梗塞発症し、全失語、右半身麻痺と言われた。

毎日のリハビリを一緒に取り組んで、

今も毎日、明るく会話をかけながら生活している。

仕事も辞めて、自由な時間はなくなった

旦那さまが元気になれることいつも願っている

ようこちゃんは、市議会議長と高校の同級生

もう少しでも、社会が理解してくれたら?と

理路整然と書類を作成して議長に提出してくれた‼︎


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可愛いけど聡明な素敵な議長


私の話しも、

目を合わせて、資料を読みながら

メモを取って、うなづいて聞いてくれた

今まで、伝えたかったこと

やっと、聞いてくれる人に出会えた気がした。

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障害を理解して誰もがイキイキとできる社会に


市議会にはたくさんの課題があると思う

障害者雇用やダイバーシティ推進など

関係者に任せるのではなく、

社会全体で、障害の基礎知識を持って

みんなで見守り、誰もが普通に生きていける社会を

築いていけたらいいなと思う


少しずつでも、

時間がかかっても

よりよい社会のために

何か始めていきたい


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大野議長のブログ

http://blog.livedoor.jp/ohno_ibaraki/archives/52454663.html








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