VTuberに感化されて純文学を読んだ話~桜の森の満開の下~


さくらばここあです!お久しぶりです。今回も前回と同様VTA2期生九埜織人に感化されて読んだ純文学を紹介させていただきます!
今回読みましたのは

桜の森の満開の下/坂口安吾

こちらは九埜織人、そして同じくVTA2期生鬼伏千隼(おにぶしちはや)とのコラボラジオ配信にて触れられていた作品です。
配信自体も1時間の配信が2本あり、ストーリー仕立てになっていて面白いので是非!
桜の森の満開の下が触れられていたのは前編のこちらです↓↓↓

今回は前回と違い、そこそこ九埜織人のことにも触れながら書いていこうかなと思いますので先に上記の動画を見ておくとより楽しめるかもしれません。さて、私が先ずこれを読み終わって思ったことは

春琴抄より先に読めばよかった~!!

これなんでかって、春琴抄より遥かに読みやすいんですよ。言葉の現代っぽさもさることながら何より文章としてのわかりやすさが凄い!!もちろん春琴抄も面白いんですけど私春琴抄読むにあたって死ぬほど単語調べましたからね↓

桜の森の満開の下、読みやすいけど結構世界観はつかみにくい気がしますね。どちらを取るかはあなた次第、という感じです。

さて、本題に移りましょう。九埜織人は桜の森の満開の下を「盗賊が桜を怖がる話(意訳)」と言っていましたが読んでからこの感想をいう九埜織人すげぇなって思いました。なんでかって、多分これ読んだらもっといいたいこといっぱい出てくると思うんですよね。
また、鬼伏千隼は情景がありありと浮かぶと言っていました。そこにもびっくり!内容と共に情景を楽しんでいる鬼伏千隼は解釈一致でしたね。

桜の森の満開の下はとても描写が綺麗です!特に最後!最後に注目して読んで頂きたい作品です。終わり際にかけてが本当に目を見張るようで素敵な作品でした。
すごく盗賊の人間味を感じる作品だと思います。
盗賊は山に住んでおり、都に出て盗みを働くのですが、綺麗な女性がいるとその人を奥さんにしてしまう!そんな威勢はあっても綺麗な奥さんには逆らえない……そのような男としての人間味が面白いんですよね。
そんな綺麗な奥さんの我儘と自分の思いで揺れる盗賊が向かう先をぜひ見届けて欲しいと思います。

今回は少し短くなってしまいました、、。また何か読んだら書きたいと思います。

てか関係ないですけど今回の九埜の怪文書を諺にする、の配信面白かったですよね。モチモチのストローにならないように気をつけます。

ではまた!

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