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#21 居場所

誤診だったらな

先生、治療はこのままでいいんだよね…
診断は合っているんだよね…

診察に行くたびに言いそうになる言葉です。

誤診だと言って欲しくて愛媛まで行ったあの旅。
診断は間違っていなかった。

たまに見かける、治らないと言われている神経難病を治癒させたという民間療法のHPを開いてみる。
根拠のないことばかり。

大学卒業

今年の3月で私は大学を卒業しました。
これはF先生も喜んでくれました。
でも私は1つの居場所がなくなったような寂しい感じ。
あの大変だった日々は、私にとっては大学の講義室は1つの居場所でした。
OriHimeを挟んででしか、みんなと交流出来なかったけど、私にしたらとても楽しい日々だったようです。
卒業後から変わった私の生活はシーーーンとしていました。

訪問スタッフとの仲

今では私のお部屋は笑いがあります。
そのほとんどが、訪問スタッフの方々です。

私の大学生活が終わり、寂しがっていると訪問スタッフの方々が気にしてくださり"心愛スマイルアップ週間"があったそうです。

その期間はスタッフさんはマシンガントークでおじさん達は笑えないギャグを言い私が疲れました。
ふと話しやすい訪看さんに
「今週みんな変だよね」
と言ったところ、判明し2人で大笑い。
この時の笑顔を写真に収められてスタッフみんなに共有され、これを機に私と訪問スタッフさん達との壁がなくなり、今では母の次に何でも言い合える仲になっています。

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