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自明性に気づく

私は今、青山学院大学の
ワークショップデザイナープログラム(以下WSD)に参加しています。
https://wsd.si.aoyama.ac.jp/

将来自分でお店がやりたいな。アートな世界で働きたいな。という自分がいるのですが、
今いる組織開発の領域への好奇心が止むことはないのではないか?と思い、
気楽にワークショップを実施できるキャリアの選択肢があったら面白いのでは?と思って、参加を決めました。

この1ヶ月でワークショップを実際にチームで制作し、リハーサルも含めて実践。
本当に濃〜い1ヶ月でした。(本当は割愛するのが惜しいくらい、実践までの過程で語りたいこともたっぷりあるのですが...)

WSDでは、ワークショップをブラッシュアップする上での「振り返り方」までデザインする「リフレクションデザイン」が重視されています。

先週ワークショップ実践を終えて、
先日この「リフレクションデザイン」を活かして
チームでのリフレクションを行いました。

そんな中でも、「ギャップモニタリング」という
チーム内での自分の役割を振り返るワークが大変面白かったので、
ざっとですが感想をまとめさせてください📝

ワークの内容としてはこんな感じ。
①チームに貢献するために意識していたことを洗い出す(セルフモニタリング)
②チームメンバーに向けて名前を伏せた状態で、その人が貢献していたポイントを洗い出す
③チームメンバーに向けて1人ずつメッセージを読み上げ、どれが自分に向けて書かれたメッセージかを当てる
④①③で一致していた内容と、ギャップがあった内容を整理し、自分の役割をキャッチコピーにする

正直、①のとき「私、貢献しようと思って行動したことほぼなくないか...?」と大焦り。
(ワークシート上部の内容の薄さから垣間見える)

チームは、ワークショップ経験もあるお兄様お姉様との5人体制でした。
本当に居心地の良いチームだったので、そこに甘えて末っ子状態で気楽にやってきたんですよね(ちゃんと真面目にやってました)

だから何に貢献できていたのかな?うっすいメッセージしか来なかったらどうしよう笑、と不安でした...。

いざみんなからのメッセージをもらうと...!
内容はこんな感じ。

ていうか皆さんワードチョイスが秀逸すぎる
WSDの人たち、クリエイティビティ高すぎるのも刺激的

何に驚いたかって、
「あ、私がいつも大事にしてることだ。」
ということがたくさん書かれていたことです。

いろんな視点から考えて発言すること。
違和感に敏感であること(外部に対しても、自分の内面に対しても。)
芯を持っていること。
何より気づきを生み出したいということ。

意識的にやろうと思っていなくても、
ちゃんと表出しているんだな、と感じました。

また、もうひとつ嬉しかったのが、
自分のリーダーシップの発揮の仕方です。

チーム内に私と同じくももクロファンの方がいらっしゃったのですが、
「ももクロのあーりんと同じく、
チームsal(私のチーム)のアイドルだよね」
と例えてくれました。

半分冗談まじりの例えかもしれないけど、嬉しかった。
どこかのnoteに書いた気がしますが、
私はやはりアイドルへの憧れが強いんです。

それは職業としてアイドルになりたいんじゃなくて、
「アイドルのような存在」への憧れです。

いるだけで場が明るくなる、
ニコッとするだけでなんか許せちゃう、
何か発言するとそれがエネルギーになる。

以前自分の将来を考えていた時に、
結局そういう存在になりたいんじゃないか?と
腹落ちしたことがあって。
(お店でいうと「看板娘」みたいな感じかなあ)

頂いたメッセージにも書いてくださっていますが、
無意識的に場を明るくしていたことを知れて、
私が目指す「アイドルみたいな人」としての
役割を果たせていたのかなって思うと、
すごく嬉しかったです。

少し余談ですが、
学生時代に参加したリーダーシッププログラムで
メンターの方から「側から見てると君が一番リーダーシップがあると思ったよ」と言われたのを
いまだに忘れられずにいまして。

その時は全く意味がわからなかった。
私何も指示出しとかしてないんだけどな?何を見てそう感じたんだろう。

でも今回のチームの皆さんからのメッセージで
なんとなく自分が無意識のうちにどんなリーダーシップを発揮しているのか、少しだけ気付けたような気がします。

WSDでは、「自明性に気づく」ということが
とても大事にされています。
まさに自明性に触れたワークでした。

このチームにそんな貢献できてないよな...と思っていたけれど、ちゃんと貢献していた部分があったんだなと思いましたし、逆に私もメンバーの貢献ポイントは山ほど書けました。
やはり組織において、一人一人の影響力はとても大きい。肌で感じた瞬間でした。

サムネは大好きなチームの皆さんと
実践を終えた後の記念写真。
今後も縁を持ち続けたいなあ。🤝🏻

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