小学校の頃のお話。2

新しい教室に入っても,見知った顔はほとんどいませんでした。

3クラスしかないと思っていましたが,私の交友関係は案外狭かったようです。

自分の席を探して座ると,後ろの席に座っていた子に声をかけられました。

「私,花子っていうの。よろしく。」

さっきの記事で,新しい教室に入ったが運の尽きだったみたいなことをつらつら書きましたが,ここでも運が尽きてます。運なんか尽きまくりです。まあ運があればこんな人生送ってないですね。はい。

まあ,そんなこんなで私の地獄案内人の登場です。

出席番号が前後だった。それが私と花子の出会いでした。

お互い仲の良かった友人とクラスが離れたこと,ピアノという共通の趣味を持っていたこと,なんか馬が合ったこと。偶然が偶然を呼び,花子とはあっという間に仲良くなりました。

その後,他にも2人仲いい子が出来て,4人グループで行動し始めました。

この時は本当に楽しかったです。

放課後の教室でたわいもない話をしたり,少し遠出をしてみたり,おそろいのものを買ってみたり。特に花子とは本当に話があって,一生の友人が出来たと感じていました。大人になっても絶対に会う。そんなことを本気で思っていましたね。いい時代でした。

次の投稿に続きます。

自分の経験を紡いでいくのは難しいです。。。


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