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好きなことを抽象化してキャリアを広げていく

こんにちは、リケジョサラリーマンのここです。
社会人4年目、1年半前に転職し、現在は外資系企業でエンジニアとして働いています。

今日は同僚との話から、キャリアについて考えたことをシェアしたいと思います。

同僚の話 構造解析から工場の効率化へ

先日、私より少し後にキャリアで入社してきた同僚に話を聞く機会がありました。

その同僚は、社会人歴も職種もは私と同じで、現在生産技術のエンジニアとして働いています。

彼は元々、研究開発職で構造解析の仕事をしていたそうです。
そこで、
「研究職からどうして今の生産技術の仕事に移ろうと思ったんですか?」
と聞いたところ

「僕は構造解析業務の中で、エンジンを無駄なく能力を最大化するということが好きだった。
技術を使って”効率化”することが面白く、
エンジンの研究というところにこだわらなくても良いなと思い、
技術を使って工場の生産を効率化する仕事に辿り着いた」
という言葉が返ってきました。

この説明を聞いて、いい考え方だなと思いました。
その仕事の中で自分の好きな部分を抜き出して、
枠組みにとらわれずに仕事を考えると、選べる選択肢が増えていいな、と。

私の話 開発職から設備計画へ

彼の話を聞いた後、自分の転職について考えてみました。

振り返ってみると、私も仕事の中で同じように好きなことを活かして今の仕事ができているなと思いました。

私は前職では、開発職をしていました。
主な業務は新製品開発で、お客さんとなる会社のエンジニアの方と打ち合わせを重ねながら新たな製品を作っていくというものでした。

お客さんとなる会社さんはもちろん、その性能試験をさせてもらうメーカーさんとも多くディスカッションをしながら進めていました。

この仕事の中で私が好きだな(向いているかな)と思ったのが、
社外の人とコミュニケーションを取りながら新しいものを作り上げていく
という仕事の進め方でした。

そして、今は生産技術のエンジニアとして設備計画の仕事をしています。

設備計画の仕事は、工場の現場の方はもちろん、
多くの設備メーカーさんと打ち合わせをしながら新しい生産設備の導入を進めていく仕事です。

振り返ってみると、グローバル✖️人と関わりながら物作りをする
という掛け算で一つ自分の好きなエッセンスを抜き出せた転職だったかなと思います。

大学を卒業した時には、まさか自分が生産技術のエンジニアをしているなんて考えもしなかったですが、キャリアというものはきっとそういうものなのでしょう。

もし、就活時代の自分にアドバイスをするとしたら、

大学で学んだことを活かした仕事をできるというのは稀で、
仕事で自分の知っていることが出てきたら
「お、なんか嬉しい」
くらいと思えるくらいのものだよと、アドバイスしたいですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

以上

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