朝
腕の中にすっぽりおさまる君が愛らしい。
なんの夢を見てるのかな。規則正しく繰り返される呼吸。君を起こさないように同じリズムを刻むのさ。
*
君の腕の中は気持ちがいい。そこまで厚くもない胸にすっぽりと顔を埋められる。君はもう起きてるのかな?まだその温もりを、呼吸のリズムを感じていたいの。まだこのままでいさせてね。
*
カーテンの隙間から一段と強くなった日差しが差し込んでくる。
こんな朝をあと何回迎えられるのだろう。
トコトコトコ。
僕の腕からスルリと抜けて愛猫が出て行った。
胸の辺りが少し寒くなる。
さて、僕も起きようか。
#猫
#好きな人と寝るときは
#自然に呼吸が合わさるの
#意思疎通
#なんちゃって