【不完全型ベーチェット病になりました②薬編】

前回①の続きです

https://note.com/coco_miya/n/n35e772e5f7fe

今から5年前の2016年に大学病院にて「不完全型ベーチェット病」と診断され、担当医の言葉(※①参照)から自分でこの病気になったなと感じました。

謎の直感で「だったら自分で治せる!」と強く思いました。

また病名が分かったときはもちろんショックでしたが、反面嬉しかったです。
変わってますよね。
一緒にその場にいた母は、私が「病名が分かって嬉しい」と言ったことがとにかく印象深いと言っていました。

やっと病名が分かり、それに向かって対処できるということにとても安心したのだと思います。
ただそれだけ何も分からないものに対する不安というのは、とてつもなく辛かったのです。

現在は薬を服薬しておらず年一診察の経過観察です。
今回はその薬について書きたいと思います。
薬を止めるって不安になりませんか?
私はそうでした。
まず何を始めたのかを書いていきます。

治すと決めて最初に行ったのは薬の断捨離です。
本当に色んな病院でたくさんの薬をもらっていました。
担当医と相談し【不完全型ベーチェット病】を抑える薬のみを服薬することにして、他の薬は止めることにしました。
正直この頃の私は薬を飲むことにかなりの抵抗感がありました。
病気が判明するまで、本当に色々な薬を試しましたがどれも効果がなく、その効果を感じない薬を永遠に服薬するのかと思う気持ちが強く、勝手に疑心暗鬼になっていました。
それまでは何かあれば処方される薬に頼りきっていたのに…。

その時服薬してた薬とは、ざっとですがこんな感じです。
◆婦人科…生理不順やホルモンを安定させるため漢方薬を1~2種類を約8年以上服薬しました。
◆耳鼻科…耳管開放症を発症し、約1年近く服薬しました。
◆内科医、皮膚科…ヘルペスや口内炎の薬を病院を変わるごとに色々服薬しました。

ヘルペスや口内炎の薬は病気が判明したので必要がなく、すぐに止めました。

耳鼻科も幸運にもほぼ完治しており、飲む必要がなくなりました。

婦人科が一番止めて大丈夫かなと不安になりました。この薬で女性ホルモンとか生理不順が治っているわけで、急に止めたらまた元に戻ってしまうのでは…という不安です。

しかしそれは杞憂でした。
婦人科の担当医も「不完全型ベーチェット病を最優先にしてください。」ということで止めることになりました。

ここで思ったのが婦人科の薬止めてもよかったんだ…ということです。
この薬がないと私はダメだ!
止めることはできない!
止めるとまた排卵しなくなる!
等々をとても深く思い込んでおりました。

今客観的に書いても、かなり薬に依存しているなと思います。自分自身をまったく見ておらず、信じてなく、何かに頼りきっていたんだなと思います。

無事にそれまで服薬していた薬とお別れし、新しく処方された薬のみ服薬する生活が始まりました。

私はまだ症状が重くはなかったようで、処方されたのは漢方薬と症状が出たときに服用するステロイド薬のみでした。
漢方薬は続けましたが、ステロイド薬はあまり服用しませんでした。

その「不完全型ベーチェット病」で服薬した薬も担当医より了承をいただき半年で止めることができました。

でもどうやって?
こんなに薬に依存していた私が安心して止めることができたのか。

それはヨガを始めてから、自分が変わっていったからだと思います。
また色んな出会いが自分の考え方や、自分との向き合い方を教えてくれたからだと思います。

担当医にも通院の度によく下記のことを言われました。
「自分がどういう状態の時に症状が出やすく、また出たときにある違いを観察してください。
ノートに書いたり写真に撮るのをすすめます。」

あとよく聞かれたのは下記のことです。
◆睡眠はとれていますか?1日何時間ですか?
◆甘いもの好きですか?
◆温かい飲み物と冷たい飲み物があるとしたらどちらを飲みますか?

これらのアドバイスもとても役立ちました。
さてどうやって取り組んだのか。

今回は長くなりましたのでここまでにします。

次はその影響を与えてくれている、ヨガとの出会いを書きたいと思います。
興味がありましたら次もぜひ読んでみてください。

ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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