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新しい春が来た

ちょこっと振り返る。


心の声に従ってみた

大好きな吹奏楽を続けてみた大学1年生。
理想とはまるで違った。

毎日のように練習がある一方、クオリティは変わらない。
そのギャップに自分の心がどんどん荒んでいく。

貴重な大学生活残り3年を、ここに費やすのは絶対いやだと思った。
何も得られないまま、もやもやを残して卒業する未来が見えたから。
自分にとっては珍しい、強い意志だった。

いつだって我慢してきた。嫌なこともじっと耐えてきた。
周りに迷惑がかかるくらいなら、自分が我慢すればいいやって思ってた。
だから初めての経験。
ただ、逃げ出す勇気がなかっただけだけど、今回ばかりはそんなことも言ってられなくて、初めて物事を”辞める”決心をした。





とはいえ、退部は悪。退部したら敵。
そういう高校時代のイメージが抜けなくて、こわくてたまらなかった。

私を肯定して背中を押してくれたお友達からのメッセージを繰り返し読み、TWICEの「Fanfare」を狂ったように聞き、なんとか退部プロセスを終えた。退部の話を部活に出してから辞めるまで、一ヶ月以上かかった。。(笑)


こうやって助けてくれたみんながBackpackFESTAに来てくれたの


やっと解放されたからこそ、二年生は、2022年は、心の声を聞き逃さないよう慎重にやることを選んだ。

サークルともう一つ、
留学かインターンかTABIPPO学生支部か、
インターンでバングラデシュに行くか、TABIPPOでタイに行くか、

一番キラキラして見えたのは、TABIPPO学生支部。高3のときに見つけてから、ずっと頭の片隅にあったあの学生団体に飛び込んでみよう。
そう決めた。

思ってたのと違うってなるのがこわくて、あんまり期待しないで入ったけど、今度こそ私の選択は大正解だったみたい。

そこには、面白い人がたくさんいて、面白い経験ができる環境がたくさんあって、その気になれば自分で面白い企画もできて。
それでもって、みんながみんなの生き方を尊重している。
TABIPPOへの関わり方も人それぞれ。
別に誰も咎めないし、そもそも咎める理由がない。

ああ、自由に生きていいんだなって感じた。
多くの人が通る道から逸れても、端で休憩してもいい。
小道をふらっと散歩してから、また戻ってきてもいい。

その人の選ぶ道が正解。
そんな空気でいっぱいのTABIPPOは、私にとって生きやすい場所だった。

どんな自分も受け入れてもらえるこの環境で、久しぶりにありのままの自分でいられる居場所を見つけた。


メンバーのみんな、本当にありがとう。

あのとき、退部するのを支えてくれたみんな、ありがとう。
そして、わたし、勇気を出してくれて、TABIPPOを選んでくれてありがとう。

大学二年生、一生忘れられない最高の経験が、仲間ができたよ。




イベント運営を通して

BackpackFESTAの運営に携わって、気づいたこと。
みんなで協力してなにかをやり遂げるのが好きだということ。

一人でやったほうが効率が良いこともあるかもしれないけど、みんなとやったほうが、楽しい。
なにかを作るその過程にわくわくや困難を共有できる仲間がいること。
その素晴らしさに気づかされた。


(だから好きだったんだなあ。
みんながそれぞれの役割を果たして、やっと曲が完成する吹奏楽。)


あと、些細なことにも感謝の気持ちを向けられるようになった。

みんなのありがとうのやり取りから、誰かが何かをしてくれることが当たり前じゃないんだなって気づかされて、

TABIPPOに入るまでは意識が及ばなかった、がんばってくれた誰かに、心から感謝を伝えられるようになった。



これから

学生支部が終わった実感は湧いているような、湧いていないような。

まだまだ、みんなに会いたくなってさみしさでいっぱいになる日があるかもしれないけれど、思い出を味方に、自分なりの道を造りたいな。

出来るかできないかじゃなく、やりたいか、やりたくないかで選ぶ。
最初からやりもしないでできないって決めつけない。

今までもこれからも意識すること。

忘れずに、新しい旅に出るぞっ






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