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4歳直前まで、ずっと言葉を発しなかった娘。それは、本音を黙っていた私の姿だったのかもしれない


はじめに

こんにちは、スピリチュアルライター・Cocoです。本日は、筆者の娘(3歳)の発語に関するお話をしたいと思います。

おそらく、お子さまの発育の問題というのは、この世のすべての子を持つ親にとっての大きな関心事であることは間違いないでしょう。その内容といえば、体格の差といった身体的なものから、集中力や落ち着き、コミュニケーションの力など内面的な問題まで多岐にわたりますが、我が家の場合は、こと「言葉」の問題が、ずっと夫婦の間の気がかりとなっていました。

「娘の発語のタイミングが、どうやら周囲と比べて遅いらしい」ーその事実を私たち夫婦がはじめて知らされることとなったのは、そう、一歳半健診でのことでした。

「わんわん」「ブーブー」は、どんな子でも自然にしゃべれる言葉…ではなかった!?

動物や食べ物のイラストが描かれた絵本を広げ、係員がそれらをひとつひとつ指さしながら、「これは何かな?」「わんちゃんはどれかな?」と、子どもたちへ尋ねる。通常であれば、「わんわん(犬)」「ブーブー(車)」程度は、易易と答えることができるものなのでしょう。周囲の子どもたちが楽しそうにテストを終えてゆく中、いよいよ次は娘の番。
「まだ娘には早いかな」と、薄っすら胸中にあった筆者の思いはそのまま現実となり、予想した通り、我が子はテストにひとつも回答することはできませんでした。

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