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ワクチンを打たない主婦としてNHKあさイチから取材された話と数々の奇跡

NHKから取材メールが来た

ワクチンを打たないを選択した主婦として、NHKあさイチから取材を受けていた。


最初に連絡があったのは、8月ごろ。
私が開催している「ゆる〜い自然育児ママの予防接種を考える会」を2年ほど前からジモティに告知していたところに、NHKあさイチのディレクターと名乗る人物からメールが来た。

当初はもちろん、詐欺か?と思ったものの、コーチングのクライアントさんにNHK職員さんがいらっしゃったので聞いてみたら、メールアドレスのドメインから確かに本物らしかったので、ノーワク仲間3人で会ってみた。


現れたディレクターさんは、30歳ぐらいの若い男性。
本人はワクチンを打ったが、情報の違いによる分断を危惧しているとの話。
去年まで福島で勤務しており、その時にも分断を経験し、問題を感じているようだった。
12月の放映予定とのことで、かなり早めから動いているんだな、とNHKの余力的なものを感じながら、カメラなしでお茶をしながら3時間ほど語り合った。(土曜日だったし、どうやら勤務外の時間だったように思われる。)


正直、私にとってNHKはコロナ詐欺を斡旋している諸悪の根源ぐらいに感じていたし、今でもそれはあまり変わっていない。
最初にディレクターさんに会った時も、どんな風に歪められるかも分からない。と警戒していたが、会って話してみるとなかなか信頼の置ける人物だった。

私にとっては、ワクチンを打たない選択肢もある。と言うことをNHKで全国放送で流してもらえるのは有難い話。
もし歪めて放送されたらされたで、そら見たことか!と一つネタになるな、と思い取材を受けることにした。


予防接種を考えるお茶会に取材に来るという話になっていたが、ノーマスクで密になってお茶会をやっている画なんて、どうせ公共放送で流せないだろう。と思った。

そんな中、夫がワクチンを打った。


夫との意見の相違から出会った光

私たち夫婦は、コロナが始まった頃から、信じる情報源が違う事でコロナやワクチンについて、いつも怒鳴りあいに発展するほどの意見の相違があった。
その為、この話は極力しない。という表面上平和な解決策を選んでいた。

しかし、ワクチンに関しては私はとても不安に思っていたし、絶対に打たないで欲しい、共に長生きしようじゃないか、との気持ちも伝えていたので、最終的には打たないだろうとタカをくくっていた。


けど、夫はワクチンを打った。
私はなんだか、裏切られたような浮気されたような気持ちになった。


頭では、ワクチンを打つ打たないはそれぞれの選択に委ねられている。
と分かっていたつもりでいたものの、心の中では全く納得いっていなかったのだ。


私があれだけ嫌がっていたことを、夫はやるんだ。
そうかそうか。夫にとって私の気持ちはその程度なのか。
みたいな気持ちになり、いたたまれなさと悔しさと絶望を感じた。


絶望をしっかり味わうと、光が見えることを知っている。
だからその気持ちを誤魔化さず、大した問題ではないなどと軽く扱わず、嗚咽するほど泣いて、子ども達に慰められるほど絶望を味わった。


するとやはり光に出会った。
たまたま、noteで出会った記事の女性は、夫がワクチンを打つことを受け入れ、心からおめでとうと言えた。と書いてあった。


この女性が実践しているのがNVC(非暴力コミュニケーション)というものだった。
初めて聞いたが、なんだかこのNVCが非常に気になって調べていくにつれ、これは私が求めて来たものだと確信した。


NVCとの出会い

NVC。それは、この狂った支配構造を終わらせる為のコミュニケーション。
私たち一人一人が、日々の中で実践できる、平和的で喜びにあふれた革命的実践。

私はこのNVCこそが、今NHKで全国に伝えるべき本質だと直感した。


ノーワクママたちがノーマスクでお茶会をしている画よりも、ワクチンを打つ打たないで揉めている夫婦が、NVCで対話を通して分かりあおうとしている画の方が、きっとどちら側からも共感を得られるだろう。
NHK的にもその方が流しやすいはずだ!


そう根っからの優等生脳が計算をした。


しかし、NVCの講師なんて知り合いにいない。
何人かに連絡してみるものの、ピンとこなかったり連絡が途絶えたり。。

そんな中、facebookでNVCにハマっていることを声高に叫んでいたら、沖縄のコーチ仲間がNVCの良い先生を紹介してくれると言う。


その方が結果的に、私の師匠となってくれた小笠原春野さんなのだが、なんと15年以上前から日本にNVCを導入してきた先駆者の一人だというではないか。

ちょうど私が空いている曜日の時間帯に、ちょうど私と同じような主婦向けのZOOM講座をやっていたのだ。

運良くそこに混ぜてもらえる事になり、NVCの素晴らしさを体感し、是非とも、あさイチのディレクターさんと話してほしい、とZOOM会議をセッティングした。

その中で、ワクチンを打つ打たない色んな人が参加する対話の会が開催できないか、という話になった。

師匠に沖縄から飛んできてもらうのも忍びない。すると、適任がいるから紹介してくれると言う。


それで紹介していただいたのが、鈴木重子さんと安納献さんだった。
なんと、この二人も日本にNVCを導入した先駆者の二人。
こんな豪華な二人をいきなりファシリテーターに迎えられたのは、NHKの取材が入るという大義名分があったからだ。


ワークショップには夫も参加してくれることになり(これも取材があったからで、普段夫はこのようなイベントに一緒に参加してくれる事はあり得ない)、後はワクチンを打つ人打たない人、色んな意見の人を集めたかったが、結局私の周りは打たない人ばかりだったので、ほとんどが打たないメンバーで構成された。


ワークショップ当日(NHK取材あり)

ワークショップ当日は、ディレクターさん、カメラマンさん、音声さんと取材クルーが付きっ切りで張り付いて取材された。


NVCの平和の場が創り出す雰囲気の中、私は、「みんなワクチンを打たないで欲しい!」という言葉を魂の奥底から出すことができた。

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これまでは同じような言葉でも、「嫌われたくない」「それぞれ選択は自由だし」「間違った情報かもしれない」など余計な想念がくっついていたため、エネルギーが全然違ったと思う。


そして魂の叫びを、夫とカメラの前で発することが出来、私はそれだけで何かが溶けるのを感じた。
そして心の底から、夫の選択を受け入れられるようになった。


結果は変わらなくとも、プロセスが大事なのだ。

本音の本気の言葉を発する事が、相手へのコントロールを手放せる事を知った。


天からの指令

放映日は12月8日に決まったという。
偶然にしては上手くできすぎていたが、その日はなんとファシリテーターの二人が翻訳された本の発売日だった。

私はある時期から、「私は既に十分満たされた。後はこの世界がもっと善くなる為に、天が私を使って欲しい」と望んでいた。

この一連の流れには、大きな波に乗ってサーフィンするかのごとく、大きな力に後押しされている感覚を感じていた。

私はもしかすると、春野さん、重子さん、献さんから始まり、たくさんの方々に繋がれてきた「NVCをもっともっと多くの方々に伝えたい」と言う想いの一端を担い、NHKでNVCの新刊を宣伝できるお役目を与えてもらえたのかもしれない!と歓びに震えていた。


結果的に、NHK的に今回のワクチンの話題にNVCと言う情報を載せる事は出来ないということで、ワークショップの様子が流されただけだったのだけど。。。
その平和で豊かな時間の空気感は、全国に届いたのではないだろうか。

あの話し合いの場は何?もっと知りたい!
と言う声が大きければ、NVCを単独で取り上げてもらえるかもしれない。
私もディレクターさんにこれからもプッシュするつもりだ。

ちなみに、ディレクターさんもワークショップに共に参加してくれて、NVCの素晴らしさを体感してくれたようだった。


取材を受けた所感

私にとってテレビは【コロナを煽ってワクチンを打たせる広告塔】ぐらいの位置付けで、それは今でもあまり変わっていない。
 
ただ、今回NHKあさイチのディレクターさんはとても丁寧に時間をかけて取材をしてくれた。
 

ほんの10分程度の放映だったが、その為に膨大な時間とエネルギーを費やして、私たちの想いを聞いて、歪める事なく伝えてくださった。

 
 
ディレクターさんの、埋もれてしまっている小さな声を届けたい。と言う丁寧な対応の中で、テレビカメラを前に本音を言えた事、ワクチンを打たない人もいる、という事が少しでも全国に伝わったのならば、取材を受けて良かったと素直に思う。
 
 
本当は、もっとワクチンの危険性や副反応で苦しんでいる人たちがいる事や、危険性があるのはアレルギーの人だけじゃないって事。
何か起こっても、ワクチンとの因果関係は証明するのは難しいって事も伝えてほしい。って要望もあるのだけれど。


今回の取材を通して、テレビマンの中にも真摯に番組を作っている人がいると知れた事は、この世界への信頼という点で大きなギフトだった。

一方で、どんなに丁寧に取材しても、伝えられることは一部であり、伝えられていない情報もたくさんあるんだという事。

ディレクターさんとお話しする中で、それ放送してよ!なんでテレビで言ってくれないの?みたいな事実も結構あった。


テレビは決して嘘は言っていないかもしれない。
一方で伝えるべき事を伝えていない事もある。


正しい情報を伝えているか?と言う事ばかり意識されているが
【伝えていない情報】が世間に与える影響に、もっとテレビ側も受け取る我々も意識しても良いのではないかと思う。

最後に、打たない側の存在を全国に放送してもらえたのは、取材に協力してくれた夫と家族のお陰である。
そして、NVCの安心・安全の場を創ってくださり、私の魂の叫びを引き出してくださった、Suzuki Shigekoさん、安納 献さん、そして参加してくださった方々に心から感謝します。

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