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蜜夜


優しい私は嫌な私
曖昧さの中で
気持ち悪く藻搔いてる

執着がやめられず
依存心が顔を出す

空の美しさも
太陽のぬくもりも
わからないほど余裕がなく
子どもじみた欲求が
私の生活を蝕む

唄に助けを求める
隣にいてほしいと願う
自分の心と
誰かの言葉


夜の空の色
真っ黒ではない気がするの
何かもっと優しい紺の色

夜の優しさに甘えて、
朝のぬくもりに気づかない

ずっと弱い私だ
ずっとずっと、弱い私
優しい夜よ側にいて
と我儘に強請る日々は
いつか終わりが
くるのでしょうか

グァ グァー グ