塗り絵がすべてを変える、という可能性を探求する
めっちゃ久しぶりのnote投稿です。
そろそろなんか書こうと思ってはいたものの、なくなった習慣を始めるのは何かきっかけが必要だったりする。
今日は双子座の新月ということで、双子座は伝えるとか情報発信の意味もあるらしく、それをふと耳にして、そうか、今日だ、寝る前に書こう、と始めてみたわけです。
「どうやって日常を塗り絵にしていくのか」という探求
ここ最近、はまっていることがあります。
タイトルにもした塗り絵なのですが、多くの人がイメージするような単純な塗り絵に色を塗ることではありません。
最終的には、そういうこともしたいんだけれど、ここ最近ずっと考え続けて取り組み続けているのは、「どうやって日常を塗り絵にしていくのか」という探求なのです。
生産管理はすべての業種に必要だ
何のこっちゃい、という話なのですが、これは3月に久々に会った友達の話から始まっています。
大学時代の友達に、12年振りくらいに会ったのですが、そのうちの1人が製造業で働いています。
製造業には、生産管理という論点があって、中小企業診断士の科目の1つにもなっていますが、この生産管理は製造業に限った話ではなく、本来であれば、すべての業種が取り入れていかなければいけない考え方だと思っていました。
ところが、この生産管理を製造業以外の分野に応用して書かれた本をどれだけ探しても出てこない。
そして、製造業に関わりのない人が生産管理の本を読んでも、ちょっとピンとこないところもあるのです。
理屈はわかるんだけど、具体的にどうやってやればいいの? というところがあるのです。
「あのね、色を塗るんだよ」
製造業で働く友達は、常日頃から、「改善」するということに意識をしています。
改善は、生産管理の重要テーマです。
その友達の工場現場では、何かを改善したら、色を塗ると言います。
「例えば、機械の配置を変えたり、運搬台車や作業台をどう改善したら生産効率が上がるかを考えてやるんだけれど、実際に改善したところにペンキで色を塗るんだよ。うちではジュビロカラーって呼んでるんだけど、改善したらジュビロカラーに色を塗るだよ。だから、パッと見て改善できたところとしていなところが一目瞭然だよ」
静岡の友達は遠州弁で話すので、東北人の自分にはちょっと馴染みがない独特で面白くてたまによくわからなかったりするんだけれど、この言葉には、ん??? と響いたんだよね。
つまりはさ、塗り絵をすればいいってことだよね?
サービス業ってさ、目に見えないじゃん。
でも、実際は、製造業もサービス業も根っこは同じだと思ってるんだけど、生産管理の視点ってありそうでないんだよね。
改善とか、5Sとか、QC活動とか、いろんなものがあるけど、ちゃんとやってるところがほとんどない。
そういう本もないし、やり方もわからないし。
でも、塗り絵をしたらいいんだよって、すごくわかりやすくていいと思うんだよね。
いや、スゲーよ、これ。塗り絵をするだけで上手く行く!
酔っぱらった俺は、思いつくままに話したわけです。
目に見えないものを塗り絵にすることで見えるようになるじゃん。
何でもいいんだけれど、塗り絵を用意して、ある項目が達成されたら色を塗るの。
パズルみたいに、塗り絵のピースと改善すべき項目とかを紐づけるの。
できたら色を塗る。
そしたら、塗られたところと塗られてないところがわかるじゃん。
何で色がついてないのかって、考えるじゃん。
幼稚園児が先生に貼ってもらうシールとかと一緒だよね。
こどもでもわかる!
塗り絵にすることで、可視化される。
文字通り、一枚の絵だよね。
チームで一枚の共通の絵を見ながら、一緒に完成を目指して頑張るの。
これだけで、コンサルが成り立つよ。
天下取れるぜ。
だって、塗り絵をしましょうっていうコンサル聞いたことないもん。
でも、わかりやすい。
こどもでもわかる!
とまぁ、そんな感じで酔っぱらって、意気揚々と話してきたわけです。
静岡の友達たちとは、月に1度オンラインで打ち合わせをしようと約束し、定期的に製造業の現場の改善を教えてもらうことにしました。
どう塗り絵にするかの探求
それから今日まで約2か月が経っていますが、ずっと、この塗り絵を考えています。
塗り絵にすればいいと思ってはみたものの、どう塗り絵にするかを考えると意外と難しい。
子どもの塗り絵や大人の塗り絵など、いろいろな塗り絵を買ってみたりと、いろいろと探求をしてみるものの、どうもピンとこない。
一般的には塗り絵というお遊び的なものと、仕事は遠い離れたもので、関係性が全くと言っていいほどないので、一般の人に響かない。
最終的には塗り絵で良いんだけれど、どうすればもっとみんなを巻き込めるものになるんだろう。
あぁでもない、こうでもない、と試行錯誤しながら、日常を塗り絵にしていく探求が始まったのです。
そして、これは発明かもしれない、と思うものを考えました。
それは、また次回に書きたいと思います。
つづく
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