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くるみインクの話①

こんにちは、Megumiです。

はじめに
私のカリグラフィーやレタリング記事は、初心者ならではのものです。
皆さんが知っていることも多く出てくるかもしれません。笑
ですが、知らなかったり忘れている方の参考になると嬉しいですし自分自身の備忘録としても記事を書いていきます。

記事を読んでアドバイスやアイディアがある方はぜひおしえてください!

私と同じ初心者の方は是非一緒に試行錯誤しながらカリグラフィーやレタリングの旅を楽しみましょう。
ベテランの方はそんな事もあったなぁという気持ちで暖かくみてくださると嬉しいです☺︎



2種類あるの知らなかった!くるみインク

今日はカリグラフィー関連のお話で
くるみインク(ウォルナットインク)という画材についてのお話です。

カリグラフィー関連とは言ってもスケッチやドローイングにもつかえます。

くるみインクは粉を溶かすタイプなど色々ありますが、今日はカリグラフィーされている方なら一度は目にした事があるであろう Tom Nortonさんのウォルナットインクについてです。

私も最初は気づかなかったんですが、実は2種類あるの知ってましたか?



大小ボトルあるけど中身同じなの?

実はこれ、中身と役割ちょっとだけ違うんです。

先に言っておくと、もちろんどちらも単体で使えます☺︎

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わたしも最初は良く知らずまずは小さい方をかってずっと使っていました。

たまたま、セールに遭遇して大きいサイズを買って届いたものを見たところラベルが違っててそこでようやく気づきました。


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(良く見ると横の記載も違いました。)


何が違うのか

最初の写真のラベルをみてみると、、、

画像3

大きいサイズ→Drawing Ink

直訳すると
Drawing=描くこと Ink=インク
なので、描く用のインクですね。


小さいサイズ→Darkening Medium

Darkening=暗くする Medium=媒体
Mediumは美術分野では日本語でもメディウムと呼ばれアクリル画などに使われています。
絵具などと混ぜる画材で様々な種類があり、艶をだすもの、粘りをだすもの、わざとひび割れさせるものなど製作の幅を広げるために使われます。

なのでこのインクは単体で使えるだけでなく、Drawing inkに混ぜて濃くするための媒体にもなるインクなんです‼︎


単体で書き比べてみた

まずはどちらのインクもなんの手も加えずに書き比べてみました。

NIKKO Gペンを使い紙はトモエリバーを使用しています。

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(左→Drawing ink, 右→Darkening medium)


お使いのデバイスや、使う紙によっては多少違うと思いますが結構はっきりと色の違いがわかりますね!

左はセピア色っぽく見えますよね。
右は濃くするメディウムだけあって、黒にちかいですがカーブの部分や細い線は赤みがかったこげ茶の様に見えます。



書くツールでも違いがあるかも

知り合いの方がこのDrawing ink で水彩用の筆を使ってアルファベットを書かれていたので、お願いして写真をお借りしました!

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つけペンでかくのと全然雰囲気が違いますよね!
なんだか温かみのある雰囲気ですね♡

今回この記事を書くにあたって調べた所、Drawing inkは水で薄めることもできて、薄めた際は水彩の様なタッチになるそうです。


次回!インクの濃さを色々変えてみた!

ここまできたら混ぜたらどんな色になるのか気になるかと思いますが
ちょっと長くなりそうなので濃度を変えた様子は次の記事でご紹介しようと思います。


という事で今回はこの辺りで終わりにしたいと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございました。



次回




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