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くるみインクの話③

前回の記事


こんにちはMegumiです。

今回はくるみインクのお話③という事で

くるみインクを水で薄めて使ってみた様子をお届けしようとおもいます。




前回までのお話

Tom Norton 社のくるみインクには
・Drawing ink(そのまま使えるベースインク)
・Darkening medium(そのままでも使えるし、ベースのインクに混ぜると色を濃くできるメディウム)

という2種がある。

どちらも単体でつかうことができる。

この2種類を混ぜて濃度を変えることもできる。
(前回の記事ではこれをためしました。)

という事をお話ししました。


そして実はDrawing inkは水で薄めて使うこともできるんです!

なので今回の記事ではベースインクを水で薄めてみたもので

書き比べをしてみました。




2種類の比率でお水で薄めてみた


今回の主役は左のDrawing ink!


前回までの記事を書くにあたり調べていると

”水で薄めると水彩のようなテイストになる“とあったので

私は水彩の筆ではなくカリグラフィー用のニブですが試してみました。


今回もインク以外のお道具は

nib: NIKKO G
paper: トモエリバー

を使っています🙋‍♀️


まずはこちらの前回までのものも入っている書き比べ。

上段の真ん中2つが今回新しく書き足した

インクをお水で薄めたものです。

結構はっきりわかりますね。



お水で薄めたものだけのお写真がこちら

数字は濃くした時と同じく混ぜた比率を書いています。

今回は Drawing ink:お水 を2パターンの比率で混ぜました。

さすがにやっぱり1:1にすると薄すぎたかな、という印象です。




薄めたインクを使って単語を書き比べ


ちなみに今回は、線や1文字だけでなく単語も書いてみました。

(1番下は、今回使わなかったDarkening medium単体です)

こうしてみると インク:お水 を 1:0.5 で混ぜたものの色が

私は好きかもしれません!




実は色々な紙で試してました


実は1番最初の記事を書いたときから

紙でも違いが出るのかな?

と思って色んな紙で比べていました‼︎


トモエリバー以外に
・マルマン レポートパッド 方眼
・マルマン レポートパッド 無地
・コクヨ 方眼紙(上質紙)

の4種類で試していました。

どれも普段ブラッシュレタリングやカリグラフィーの練習で使っているものです☺︎



結果としては大きな差は見られなかったので

記事ではトモエリバーのもののみupしていました。


今日の水で薄めたものもせっかくなので

自分の記録用にと全ての紙に書き足していました✌︎



(マルマン レポートパッド)



(コクヨ 方眼紙)

↑上段の左から2番目の"a"はインク落としちゃったので太くなってます😂




今まではあまり変わりがなかったのですが

今回書き足したものをよーく見ていて、ふと気づきました。

お水と1:1で薄めたの滲んでない🤔?



場合によっては水で薄めたのは滲む


ほんの些細な滲みでした。

(青丸したところがじわーっとなっている気がする)


トモエリバーとコクヨの方眼紙では気にならなかったのですが

マルマンのものだけちょこっとした滲みが気になったのです。



そこで、ほんとに滲んでるのかどうか

試しに短いフレーズを書いてみました。


その結果、、、


めっちゃ滲む!笑




試しにもう1種類のお水で薄めたものも書いてみました。



うーん。

激しく目立ちませんが、"you"の"u"がやや滲んでいる気がします。



ということで

紙との相性と水の配合によっては薄めたものは滲む場合がある

ということが判明しました。


とはいえ、用途にもよりますよね。

今回の私のようなポインテッドペンでのカリグラフィーでは

紙と水分の相性を考えながら使わないといけませんが

例えば水彩画を描くのに水彩画用紙と筆であれば

お水をもっと足してもいいかもしれませんし☺︎



あと私の場合トモエリバーでは全く滲みはみられなかったので

薄めたくるみインクの色がお好きな方でカリグラフィーする方は

トモエリバーを使うのがいいかもしれませんね。

(私はトモエリバーに絶大なる信頼を置いているのでめっちゃ推します。笑)



まとめ

いきなり3部作となってしまったくるみインクの話もようやく終わりです。


くるみインクの話を簡単にまとめると

・2サイズあるのは中身も違う!
  →大きく方はDrawing ink、小さい方はDarkening medium
  →どちらも単体で使える
  →Darkening mediumはインクを濃くする働きがあるので2つを混ぜて使える

・2種類を混ぜて試すときは、Darkening mediumをすこしずつ足すのがおすすめ

・Drawing inkは水で薄めても使える
  →ただし、ポインテッドペンを使う方はお水の量と紙の相性にも注意⚠︎
     (トモエリバーが個人的にはおすすめ)


という事です!



実はnoteを始めるきっかけとなったお話

このくるみインクの話は別のSNS上でたまたま簡易的に期間限定で上げたところ

自分が思っていたより多くの方がコメントやリアクションをくださいました。

わたし以外にも気づかなかった人が結構いるんだなーと思ました。


さらに今まで日本語でカリグラフィーやレタリングについて書いてある

記事やブログって凄い少ないなとも思っていました。


私はまだ初心者なので、情報集めはとっても大事です。

(どんな分野でもそうですが、検索力を身につけるのも大事☺︎)

もちろん先生に聞いたりもして助けてもらいますが

ちょっとした時に調べると日本語ではヒットせず英語で検索する事が多々ありました。


なのでSNSで反応をいただいたのをきっかけに

あくまで私が試した記録で間違いもあるかもしれませんが

(そのときはぜひ教えてください!)

自分の備忘録もとしてもですし

結局は自分で試すのが1番とはいえそのために

私のような初心者の方への引っかかりになるように

写真とかをつけてわかりやすくまとめたいな〜

と思いnoteが頭をよぎりました。

、、、そう。よぎっただけなんです😂



次回noteを始める後押しをしてくれた記事!

私はこのnoteの記事を書くのもレタリングにもばりばりiPadを使っているくせに

実はデジタルで新しい事をするのが本当に苦手!

(iPad使い始めてからだいぶマシになりました😂)


大学生の時に周りがスマホを持ち始めてもほぼ最後までガラケー

今や必須のLINEもダウンロードしたっきり数年後に

このバージョンはサービスを終了しますと言われるまでアップデートしない

(LINEニュースはみんながそういうアプリをダウンロードしてると思ってた。笑)


今はマシになっているとはいえ正直言うと

note読んだ事しかないし、登録した後もわからん。

設定が難しそうだったら絶対続かないわ〜

と思ってなかなか始めるには至りませんでした。


そんな私がnoteを始められたのは

画像付きでめっっっっっちゃわかりやすく

noteのはじめ方を書いてくださってるnote記事に出会ったから!


とある朝その記事を読んで“noteを始めるぞ!”と決めてから

その日のうちにすぐ自己紹介の記事を書いちゃう程に

私の重い腰を上げてくれました。


番外編を挟み、次回はその記事ご紹介と

iPadを使って私は記事を見ながら登録、設定をしたので

その時使ったiPadの便利機能とProcreateのお話をしたいと思います。


ここまでながーい記事にお付き合いくださった皆さま

本当にありがとうございました!


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