Photo by plastic_girl 浮かぶ映る触れる消える 32 遠山エイコ(こっこ) 2020年7月9日 22:29 胸を押し潰すようなメロディが、脊髄を駆け巡るリズムに踊らされるざらざらと私の顔を撫でて去っていくだけあなたのずるい声水面(みなも)にくちづけたら息ができる喉に通るの生きる心地目を開けたら息ができない光に溺れそうだよ音のない世界あなたの声が掬い取ってくれるのならば私はどうして毎朝同じ場所で目を覚ますのかな今日も水面(みなも)に頬をつけては震わせて耳より先に心に届く、なんて嘘っぱちを手のひらに乗せてそおっと吹いたらひらりと落ちた簡単だった何度でも繰り返して口ずさむなくならないのはもともとないからなんだってそう言ったあなたのくちびるからもさらさらと落ちていったの本当のこと #詩 #ポエム ダウンロード copy #詩 #ポエム 32 子供の就寝後にリビングで書くことの多い私ですが、本当はカフェなんかに籠って美味しいコーヒーを飲みながら執筆したいのです。いただいたサポートは、そんなときのカフェ代にさせていただきます。粛々と書く…! 記事をサポート