見出し画像

あぁ、いいお母さんじゃないな私、と思ったとき

こんにちは。

こかちです。


今回も、前回の記事に引き続き「私ってほんとにだめな親だな…」と思ったときに救われた本の言葉を紹介したいと思えます。

こんな自己嫌悪ありませんか?


子供がいうこと聞かない→イライラ→頑張って抑えよう、よい伝え方をしようと努力→効果なし、子供は全然話聞かない→我慢限界→いいかげんにしろ!とキレちゃう→反省→振り出しに戻る

…ということありませんか?


私は、ありまくる。

たとえば、

もう寝る時間だよ~お布団で絵本読もっか~と優しく声かけをする。

子供は無視して奇声をあげてドタバタしてる

いっぱい寝たほうが、明日も元気に遊べるよ~

たくさん寝ると大きくなってお兄さん(お姉さん)になれるぞ~

お母さんは一緒に寝たいな~

お返事してくれないと悲しいなぁ~

とまぁ、やさしく穏やかに何度も寝床に誘うわけです。

しかし、子供が延々聞こえないふりをしたり、やだ!とかキレてくると、こちらもイライラしてきて…


最後には

いいかげんにしろ、何回も言わせんな早くしろ!!

ってなってしまう。

朝の準備早くして、とか

スーパーでお菓子買わないよ、とか

全部が全部こんな感じ。

ちょっと厳しめの口調で言うだけならいいのでしょうが、こっちもイライラがつのって、過剰に怒鳴ってしまったりしてしまうんです。


あー反省。

どうすればいいんでしょうね?

そこで悶々タイムが始まります。

優しくありたいし自分をコントロールしたい。早寝や躾も大事だし、でも、今集中してることはやめさせないほうがいいのかもしれないし。。何が正解なの?

不用意な言葉を使って怒ってしまった、こんなの続けばいい育て方じゃないよなぁ。


そもそも「いうこと聞かないから怒る」って、自分の思い通りに子供が動かないことに対して怒ってて、子供からしたらパワハラみたいに理不尽に感じてるのかも。


もーなにが正解なのかわからないし、こんなに怒ってる私はだめなお母さんだな。


もしかして取り返しのつかない失敗子育てしてるのかも。

などなど。

後悔と情けなさと申し訳なさで暗くなってしまうこともあります。

そんなとき、頭の中の本棚をガサゴソとあさって、そっと1冊取り出し、ゆっくり一文を読むように思い出したい言葉があります。


6人の男の子を育てるお母さんの経験談


 この本、ちょっと古いけどいい本です。

脳内で読み返している文章はコチラ。

子育ては、失敗したっていいものなんです。子供は、可能性の塊ですから、ママがちょっとくらいミスしても、それを補ってあまりあるほどの成長を見せてくれます。
 だから、ママとして完璧じゃなくていいし、むしろ子どもに協力してもらって試行錯誤しながら楽しめばいいじゃないですか。

  6人の男の子を育てた著者の言葉は力強くて、勇気が出ます。

 やってはいけないとされる怒り方をしたり、子どもを傷つけてしまっていることもあるかもしれない。


でも、取り返しのつかないほどの失敗ではないはず。


そう思えてきます。


それに、もちろん親の育て方の影響は大きいですが、よくも悪くも親だけでは育たないですよね。子どもってそんなに簡単じゃないはず。

あちこちでいい影響受けたり悪い刺激受けたりしてるはずだよね。


親だけの失敗で、子供の成長も失敗するわけない!


と、自分に言い聞かせて、気を取り直すのでした。


この本のこの文章は、自己嫌悪になったときにのマントラみたいなものですかね。

みなさんもよかったら唱えてみてください。


この本、子供に家事をさせる具体的な方法とか、著者の育児の考え方とかが盛りだくさんな本です。

なかには私としては「そこまでは取り入れられないな」っていうやり方もありましたが、本って、内容全部に共感したり納得しなくてもいいものです。

つまみ食いで読んで、響く一文があればそれを大切に心に刻む。


本とは、そういう付き合い方をしていて、いい関係が築けていると思ってます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?