なぜ色鉛筆は丸いのか

どうも、こんにちは。

普通の黒い鉛筆は断面が六角形ですよね。

六角形だと、親指、人差し指、中指の3本の指で握ったときに三の倍数なので握りやすい、という利点や、机から転がって落ちない、という利点があります。

では、色鉛筆はなぜ、断面が丸なのでしょうか。

気になったので調べてみました。

芯が柔らかいため

色鉛筆の芯は普通の鉛筆と比べて、芯が柔らかいという特徴があります。

六角形の場合、鉛筆の芯と、間の木の部分の厚さが不均一になります。

鉛筆を持つときは木の厚さが薄いところを指で支えるので、そこに負荷がかかり、芯が折れやすくなってしまいます。

そこで、鉛筆の断面を丸くすると、木の部分の厚さが均一になります。

こうすることで握った時にかかる負荷が偏らなくなるので、芯が折れにくくなるのです。

色々な持ち方ができるように

普通の鉛筆は、親指、人差し指、中指で持って文字を書きますが、色鉛筆は色々な持ち方をして書くことがあります。

BeltaのColored Pencil Gallery　 色鉛筆ギャラリー » 【色鉛筆画】　色鉛筆の持ち方

さまざまな持ち方に対応できるように最も効率が良い「丸」が採用されているのです。

以上、色鉛筆の断面が丸い理由でした。

それでは、さようなら。