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妄想?いや現実に

金曜日。
NPO法人くらげさんから、念願の野菜が届いた。

今私が食材をお願いできる方々、
就労継続支援A型事業所「よろこびの庭」
就労継続支援B型事業所「いろどり」
有限会社「阪本鶏卵」
そして、NPO法人「くらげ」
ついに皆さんの食材を購入できた。

野菜、鶏、卵
こちらはご協力いただけそうで、本当にありがたい。

今は利用者さんの調理実習という形でご協力いただいてる。けど、その先に見据えていること。

ーーー 食 堂 ーー―


しかも相談できて、居場所でもあって、地域に根付いた「食堂」。オシャレなカフェでもいんだけど、、どちらかというと茶色い料理やご飯のおとも的なおばんざいが並ぶ食堂。お酒のあてもあっていいな。でも、たまにはオシャレなカレーもありあり。ドリップコーヒーもいいな。

以前の職場で支援してた方、コーヒー極めたくてスタバの研修頑張ってたな。コーヒー担当してくれんかな?

私は料理しながら、配膳しながら、一緒に食べながら、でもこっそりしっかり「アセスメント」とってたりして 笑

で、食堂の片隅で野菜も売っちゃう。食堂で出したメニューのレシピも渡しちゃう。
小物も売っちゃうか。色んな事業所のや、地域の方の作品とか。写真も展示しちゃう?プラモデルも展示?いや、一緒に作ろう!

もちろん、フロアスタッフは利用者さんや地域の方。お年寄りにもお願いしちゃおうかな?てか、来た人みんなお客さんだけど、スタッフもやってもらったり。

昔の遊びに昔のお菓子もいいな。
誰か昔ながらのおやつ、作り方教えてくれんかな?

食堂は現実味を帯びてきてる?
けど、それ以外は私の勝手な妄想。

おっと、肝心な料理💦
土曜日、お昼ご飯。

くらげさんがおまけ、でくださったこちらから。

叩ききゅうりの浅漬け。
袋に入れて叩く。これなら、形がどうとか関係ない。真っ直ぐなきゅうりじゃなくても新鮮なので美味しさしかない。きゅうりがほどよく砕けたら、昆布だし(顆粒)、あじ塩、細切り昆布を入れてもみもみ。冷蔵庫で寝かしておく。

パリッと美味しかったー。

続いててはこちら。

大きめトマト。かためと完熟とだったので、どちらも皮をむいてざく切りに。

ナスは素揚げしておく。

フードレスキュー(4割引)で購入していた、ぶつ切り骨付き鶏も塩コショウをふり、片栗粉をまぶして揚げておく。

よろこびの庭で購入し、もの干し竿に吊るしてた新玉ねぎをチョッキン。あらみじん切りにする。
同じく購入して保存していた新じゃが(メークインSSサイズ)は、皮ごと2cmかくに切っておく。

玉ねぎ、じゃがいもを塩コショウをふり炒める。玉ねぎが透明になってきたらトマトも加えて炒める。そこへ揚げたぶつ切り骨付き鶏と水を加えて煮込む。

野菜がしんなりし鶏肉もやわらかくなってきたら、いったん火を止める。以前フードシェアで事業所にいただき、余ったものを職員で分けさせていただいたカレーフレークを投入。
ルーが溶けたら、素揚げしたナスを鍋に入れ再度火をつけ弱火で煮込む。

これまたおまけでいただいた、プチトマト(赤と黄色)も一緒に盛り付けたらカレーの完成。

以前このルーでカレーを作ったのだが、子どもにはあとからピリッときたよう。なので、今回はウスターソース、インスタントコーヒー、ハチミツなどを加えて味を調整。お子さんもおかわりするほど食べやすくなった。やったね!

そして、ナスが苦手な二女さん。
でも、新鮮で素揚げしてるからか食べられた。もちろん、どんな経緯で手もとに届いたかは説明。料理するとこも見せてる。ここ、大切なんだと思う。

庭で少し野菜を育ててるけど、水やりは子どもたちの担当。時々「やりたくなーい」に母は「いいよ?でも、枯れちゃうからお野菜食べられないね、残念だなぁ。」手伝わない。代わりに私がするのは簡単。でもそれしちゃったら、誰かがやってくれる、少々サボってもいい。に、なっちゃう。「自分がやらなくちゃ」責任もって育ててほしい。なぜ任されたか考える、そして任されたからにはやりとげる。

相手は子ども。やりたくない時もある。
ただ、「やりたくない理由」があるのか、はたまた「ただ気が向かない」だけ、なのか。
でも、「母はやりません」のスタンスは変えない。だって、あなたたちが「育てるから植えて」と言ったのだから。実はめちゃくちゃしんどいんですけど、めっちゃ向き合うしめっちゃ待ちます。その気になるまで。

でも、それが結局やる気になるし、自分がしないとの責任感になる。

これ、よく思う。
仕事でしてる支援と似てる。て。

で、妄想とか言ってますけど、人は人恋しくて集まる。でも、誰でもいい訳じゃない。会いたい人、話したい人、ただそばにいたい人。求める人は違うのかもしれない。でも、人の温かみを求めるのは一緒。

で、そこに食べ物や飲み物あったり、馴染みの人(いわゆる食堂のオカン、という私?)いたら、現実必要な場所になるんだと思う。

障がいあるとか、子どもとか高齢者とか、性別とかもうどうでもいいわけで。もう町のみんなの集う場所、居場所になったらいいなと。

だから、少しずつ法人や会社の垣根を越えて、これに賛同して協力してくださる方々との繋がり作っていってます。

まだまだです。もっとなんです。
でも、たった今協力してくださってるみなさん、本当にありがとうございます。そして、これからこそよろしくお願いします。

土曜日の夕食。

3事業所の野菜。すごくないですか?スーパーじゃなくて、3ヶ所の福祉事業所の野菜。

フードレスキューの人参と豚こま肉加えて豚汁。
煮魚も作ってましたけど、炊いたお米とこの豚汁だけで立派な夕飯。どれだけの人の汗と想いがこもってるんだろ?心にしみるなぁ‥

私の料理は誰でも作れるような料理。なんちゃ普通の料理。でも、この輪が広がって福祉も企業も商店も垣根をこえて、繋がりつづけたら嬉しいな。

そんなことを考えながら、みなさんの野菜を美味しくいただいた一日でした。

さーて、日曜日も作るぞー!

それでは日曜日もみなさんにとって、人でも物でも新たな出会いがある一日となりますように‥

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