第4話 0からYouTube 僕らはこうして スタートした





YouTubeやろうぜ



すべてはこの一言から始まった。

暇があればYouTubeばかり見ていたしそれに関する本も読んでいた。
そしていつか自分でもYouTubeをやりたいと思っていた。
前の話までに書いたとおり、僕も現状に不満を持ちながら抜け出せないその他大勢のよくいるサラリーマンであった。
しかしこの一言がきっかけで僕は坂道から転がるボールのように加速度を増して進んでいくことになった。
2019年の冬が始まる頃の話だった。

彼もまた現状を変えたい、何かにチャレンジしたいという意思が強かった。
彼には僕と違い圧倒的な行動力とセンスとカリスマ性があった。
学校で何をさせてもだいたい上手くてトップクラスになってしまうやつっていたと思うがまさにそんな感じのやつ。


・まずはやってみることが大事
・ここで失敗してもリスクはないし学べる
・俺らならやれる


ほんとこれだっけだった。
YouTubeをやるにあたって持っているものはこのメンタルのみ。
あとは各々が持っている少しばかりの知識。
パソコンや機材ももちろんなかったしその辺の知識にいたっては全くない。
本当に0の状態からスタートをきったYouTuberへの道。


それが正解ルートかは知らないけど僕らがまず最初にしたことはパソコン等に詳しいかつYouTubeをやるにあたり賛同してくれそうな仲間を探すこと。笑
この問題はあっさり解決して僕と彼の共通の友人が2つ返事でやるといってくれた。
持つべきものは心の友。ほんと僕は友人に恵まれていた。
ドラクエやファイナルファンタジーの世界では最初は独りで旅を始めるのが殆どだが僕はニューゲームして即2人の屈強な仲間を手に入れたのだから。

すぐに予定を合わせて作戦会議を開いたのは12月12日のことだった。

チャンネル名、ジャンル、作戦、今後のやるべきことなど色々話し合った。そこには僕らには夢しかなかった。

こうして僕はYouTubeという世界のRPGをスタートした。目標は強大なほうがいい。



ラスボスはヒカキンやはじめ社長だ。




というのは置いといて。
目標として1年間とにかくYouTubeについて研究して頑張ってみるということになった。

具体的には

・動画を100本あげる
・チャンネル登録者数1000人


この時にチャンネルも仮創設し会議は終わった。

この時のチャンネル登録者数はもちろん0人

動画も0本

機材もパソコンも何もない文字通り0からのスタートだった。



つづく。
















この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?