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他己満なデザインをめざす

自分でロゴ作成の依頼を受けるようになって、「相手が求めること」を軸に考えるのが本当に大切ってことを身にしみて感じています。

本職では営業じゃないから、あんまりこういうことを強く意識する機会はなかったのだけど、営業マンとたまたまそんな話になって「自分のしたいを押し付けるんじゃなくて相手に一番いいことは何か」を考え続けることが回り回って自分の利益になるということが当たり前なんだよな、って改めて教えてもらった。


エゴを押しつけると不幸になる

知り合いにカフェをやってる人がいるんだけど、その店のロゴが抽象的すぎて何屋なんだがぱっと見分からない。なんでだろな、と思ったら知り合いのツテで紹介されたデザイナー(ちょっと有名な人らしい)にデザインされたものらしくて、有無を言わさずコレでって感じだったみたい。致命的なのは、その店の人がそのロゴを気に入ってないこと。

この話を聞いてなんじゃそら!!と私は腹が立ちまくっていまだにその店の近くを通るとイライラする。私はロゴってデザイナーのエゴのために作るもんじゃないと思ってるし、下手くそでもいいから使う人が気に入って愛用してもらえるものが最高のロゴだと思ってるからこの事件はありえないんです。

私はロゴデザインの依頼を受けているけど、本職のデザイナーじゃないからよりお客さんの目線に近いのかもしれない。私は本職じゃないからこそ全力で依頼してくれた人のテーマを何度も聞いて探っていくし、それをもとに用途に合うか考えて練りに練って、自分が納得してからしか提案しない。


好かれる気にいられるデザインが正義

デザインにはいろんなルールがあるんだろうけど、根本の意味を失ったロゴなんてただの落書きに過ぎないよ。私は今んとこ1件3500円で受けてるけど、本職の人なら2〜3万とかは少なくともとるでしょう。とる人はもっととるよね。

デザインはみてくれる人に伝わらなきゃ意味がないんですよ。ロゴだったら想いが伝わるとか、やってることの内容がピンとくるとか。パッケージだったら売れるか。この条件が満たされてれば、極端な話幼稚園児でもいいわけで、デザイナーとかいらない。

世の中にはそんなデザイナーもいるらしくて、なんかデザインでみんなをハッピーにしたいと思ってる私には許せない事件でした。そんな人ばっかりじゃないと思うんだけどね。


そんなことを思いながら、今日も1件提案しました。ちょっと手こずって提案までに時間をもらってしまったけど気に入ってもらえるといいな。


==おしらせ==

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