見出し画像

「卵巣がんブログ」のマーシャさんが企画する「焚き火を囲んで青空がんトーク」をサポートするに至った経緯

※※「焚き火を囲んで青空がんトーク」詳細は→こちら← ※※

 今や二人に一人がガンになる時代。とはいえ、身内や近しい友人にガンと闘っている人がいない私には、正直他人事のようで、昨年末に、同い年の寅女友達であるマーシャさんから自身が”ステージⅣ”だと告げられたときは、とてもショックでした。「10年後、20年後としぶとく生き抜いて!」という私からの励ましに、「とことん生にしがみついて生き切ります」と返ってきたやりとりが思い出されます。

 ガンになった本人が一番苦しいに決まっているのですが、告げられた方も(心が)苦しくなることを実体験として知りました。とにかく何か力になりたい、という思いに反して、自分ごときができることなんてたいしてないことを知るわけです。グサリ。加えて、私は友達に対して「これ以上踏み込んでは失礼かも」と距離を取りがちになる不器用なところがあって、マーシャさんに対しても、「経過はどうか聞いてもいいのかな…」「気軽にお茶に誘ってもいいものか…」「私が頻繁に連絡を取ったところでガンが治るわけでもないし…」「でもモジモジしているうちに本当に連絡を取るのが難しくなってしまうとか…」と、毎日頭の中がぐるぐるぐるぐる。

 そんな中、なんとかお茶に誘い出すことに成功したある日。卵巣摘出手術の後に会ったときよりなぜか数倍パワーアップしているマーシャさんに驚き、そして心からホッとした! 

「ガン告知を受けた直後はやっぱり混乱しちゃうんだけど、立ち止まっちゃいけなくて、特に仕事は辞めたらダメ」

 そんなことをさらりと言う無敵のマーシャになっていました。

 そんな彼女の力に、やっぱりなりたいな。私ができることはないだろうか。そう考えながら、がんサバイバー同士の情報交換の場をつくりたいというマーシャさんの話を聞いていると、辛いときも太陽の下に出ると元気をもらえたから、お外でできないかなと言うではないですか。

「アウトドアなら協力できる!」

というわけで、こうなりました↓


当日は、参加される皆様の心がオープンになり、おしゃべりが弾み、少しでも晴れやかになるよう、アウトドアブランド「ノマディカ」としてささやかながらお手伝いをさせていただきます。焚き火で温まってもらったり、沸かしたお湯でコーヒーや、カフェインが気になる方にはハーブティーもご用意します。

 ガンを抱えて暮らしているひとりでも多くの方に、この企画のことがどうか届きますように!

よろしければサポートお願いします。いただいたサポートは執筆のための活動費として大切に使わせていただきます。