見出し画像

【ベガルタ仙台】回想~私と木山隆之監督

いよいよ明治安田生命J1リーグが開幕です。ベガルタ仙台は2月22日(土)14:00~ユアテックスタジアム仙台で名古屋グランパスと対戦します。

既にJリーグYBCルヴァンカップは開幕し、1試合消化しましたが、仙台のみなさんの前で、木山隆之監督が初めて指揮を執ります。一体どんな試合になるか楽しみです。

木山監督の現役時代や、これまでの指導者時代を、注視してご覧になった仙台の方は少ないのではないでしょうか。かく言う私もそれほど接点があったわけではありません。しかしライター人生のきっかけを作ったのは木山監督であり、その後も節目節目で出会っています。リーグ開幕戦前夜、そんな木山監督との接点を振り返ってみます。

1.2005年Jユースカップ

私がまだ埼玉で別の仕事をしていた頃。その頃はblog文化のはしりで、私も観戦記をblogに書いていたいち仙台サポーターでした。また、ベガルタ仙台・市民後援会の方と知り合い、ツアー新聞やカントリーロードなどで、少し文章を書かせてもらうこともありました。

そんな中、当時エンターブレインという会社から出ていた「サッカーJ+」という雑誌の編集者から連絡があり、Jユースカップをたくさん見に行って感想や観戦記のような文章を書いてくれないか、という依頼で、ぜひ大阪で行われる決勝も行ってほしいとのことでした。

商用媒体で文章が書けることが嬉しく、お話を受諾し、2005年12月大阪へJユースカップ準決勝・決勝を見に行きました。

この時優勝したのは清水エスパルスユースでした。チームを優勝に導いたのは、今やベガルタ仙台副キャプテンの長沢駿選手!これもまたすごい縁ですよね。

そして準優勝がヴィッセル神戸ユース。この時ヴィッセル神戸ユースを率いた監督が木山隆之監督でした。攻守に組織的なサッカーはとても魅力的だったことを記事に書きました。

そして、編集部の方(だったか、他のライターの方だったか記憶がもう曖昧です)が木山隆之監督にインタビューしてくださり、そのインタビューと共に記事掲載となりました。これが私の商用媒体ライターデビューとなりました。

そして2006年4月、勤め先を辞めて仙台への移住を決意。その時ちょうど関西で試合を見る機会があったので、お知り合いになったヴィッセル神戸ユースのサポーターの方に連れられ、木山隆之監督にご挨拶させてもらい、作ったばかりの名刺を渡しました。どんな話をしたかはもう覚えていませんが、とても優しく対応していただいたのを覚えています。それ以後も神戸ユースを何度か取材させてもらった際、大変お世話になりました。

その時のことを木山監督が覚えているかどうかは、まだ残念ながら伺う機会がありません。ちょっとゆっくりお話ができそうな時、「実はあの時の…」とサッカーJ+を見せに行きたいな、と思っています。そんなわけで、木山監督は私のライターデビューに大きく関わった方なのです。

2.水戸時代と山形時代

その後木山監督は水戸ホーリーホックで監督を務めます。木山監督は初めて水戸を仙台に勝たせた監督です。仙台のホーム戦だったので、よく覚えていますが、木山監督は監督会見で「今まで勝っていなかったので、今日で歴史を変えたい」というような話をされていたと思います。

そしてその後ジェフ千葉、愛媛FCで監督を務め、2017年からはモンテディオ山形の監督に。2018年の12月には天皇杯で仙台と対戦。その会見で再びお目にかかれたのもよく覚えています。

3.2020年ベガルタ仙台監督就任

そして今、木山監督はベガルタ仙台の監督を務めています。今でも木山さんが仙台のクラブハウスにいるのがとても不思議で、先日の練習も新鮮な気持ちで見ていました。

筑波大出身らしく緻密で知的。でもどこか朗らかで、肩の力が抜けていていつも自然体。今はそんな印象です。

これからいろんなことが起こると思います。先日の浦和レッズ戦のように、うまくいかない試合もあるでしょう。もちろん、いろんなことがうまくハマる試合もあるでしょう。

そんな中で木山監督がどんな変化を見せていくか、初めて近くで、じっくり見たいと思います。とても楽しみなシーズンになりそうです。

仙台サポーターのみなさんも、ぜひわれらが大将、木山隆之を盛り立ててください!いよいよ戦いの始まりです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?