深夜のぼやき
寝れない。
夜勤の時間に合わせて昼間に寝たもんだから、丑三つ時まで目が冴えたまま、YouTubeで適当な動画を再生しつつスマホゲームに精を出していた。
なんとなく口寂しいので夜食にラーメンでも作ろうかと思うも洗い物の面倒臭さが勝り、じゃあ気分転換にコンビニでも行こうかと思うも外はドカ雪で出る気をなくす。
雨と比べて音が少ないから、気がついたら車の少ない駐車場が真っ白になっていたし、よく見たらベランダも白くなっていた。
退職の決意を固め、息抜きで実家に帰省ついでに大阪旅行へ行ったものの、戻ってきても大きく何か変わるわけでもなく、むしろ平常運転である。
四日勤務のうちまともに出勤できるのは半分にも満たず、いよいよ本格的に会社のお荷物となりつつある。
最終的には3月には今の会社とおさらばする予定なのだが、そうだと分かっていても体が仕事に向かなくなっている。休日パワーで初日は出勤できるものの、退勤後の疲労と燃え尽き症候群でその後の数日は使えたもんじゃない。
それでも23年は動ける時は動いたり出かけたりしていたのだが、24年に入って休んだ日はほぼ家にいて布団の中でこもっていた。
以前までは、会社に行って働くという当たり前ができないことに罪悪感を抱いていた。
今もそこは同じだが、さらにあと数ヶ月で辞めるとわかっているのに世間一般の当たり前をこなせないことに苛立ちも覚えている。
なぜこうもやって当たり前なことが簡単にできないのだろうか。
家から職場は歩いてすぐのところにある。長い電車通勤をするわけでもなく、同世代の人間に比べたら遥かに楽であるはずなのにそれすらこなせない自分は生きていても仕方がない、と深夜の思考回路では考えてしまう。
多分、きっかけさえあれば社会人になる前からこうなる気はしていた。
子供の頃から友達作りは苦手で、中学から大学に至るまでなんとなく嫌なことはあったし、学生時代はアルバイトでそこそこ精神がすり減った。
でも辞める選択肢を選ぶ自由があると怠けるから、あえて選ばないようにしてなんとかやり過ごしてきた。
実家から遠く離れた場所で一人暮らすことになった結果、孤独感からこうなった、と最近は結論づけている。
地に足をつけていないような、どこか宙ぶらりんになった感覚でなんとなく息苦しくなっている心が少しでも落ち着いたらいいなと思いながら、こうして深夜にnoteを書きながらココアを飲んでいる。
スイスミスのココアとインスタントコーヒー、そしてバッカス一粒をお湯に溶かしたカフェモカもどき。
美味しい。普段はカフェラテ一択だが、深夜にはココアの方が飲みたくなる。
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