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失恋を経て向き合えた「自信のなさ」

最近彼のことばっか書いてるせいで、振られたばかりの頃にずっとしてた自分の反省を忘れちゃいそうだったので書いとく。

正直他の人が読んでも全然面白くないと思います(じゃあ書くなよ)。

でも同じような状態の人が別れる前にこれを読んでくれたら、少し気付けることもあるかもしれない。

受験でも合格体験記より不合格体験記読む方が勉強になるのと近いかも。笑

自分の心の汚いところとか脆いところを書くのは怖いけど、ここで誤魔化したら変われない気がするので正直に書きます。

でもいやだなあ(小声)

至らなかった点

①彼のことを尊重できなかった

正直私は何かしらの作業や勉強は割と要領よく最短距離で行けるタイプだと思う。一方、彼はまじめにこつこつやらないといけないタイプだった。

しかし、私は自分に自信がなく、自分ができることは他の人もできるはずと思い込んでいた。

彼が仕事のこととかで大変だと言っていても、なんでこれができないんだろうと感じてしまい、自分の当たり前を強要していた。

そのせいで会うことや連絡が彼にとって負担になってしまった。

彼には彼のやり方やペースがあることを尊重し、仕事の愚痴も傾聴できていればよかった。

②彼のことを信頼できなかった


彼はあまり愛情表現を積極的にしてくれるタイプではなかったし、連絡頻度も少なかった。

私は彼のことを自分に釣り合っていないと感じていたため、愛されているのか不安だった。

そのため、間違っているとはわかっていながらも、連絡頻度や会う頻度などで愛情を図ってしまった。

自分が安心できるくらい連絡したり会ったりしてくれないと、不安で耐えられなかった。

新社会人だった彼には相当な重荷だったと思う。

もっと彼のことを理解して、余裕を持って付き合えていればよかった。

根本の原因

自分を信頼できなかった

上で挙げた問題点の根底にあるのは、自分への自信のなさだと思う。

自分の能力に自信が持てないから、他の人も同じようにできるはずだと思って、それができないとイラッとしてしまう。

別に恋愛だけじゃなくて、こんなやつが上司になったらまじでパワハラまっしぐら。危険すぎる。

自信のなさって自分だけじゃなく、周りのことまで傷つけてしまうんだな。

自分の恋愛的な魅力に自信がないから、相手からの愛情を求めすぎてしまう。

恋愛的な自信のなさは、それまで恋愛では辛い思いしかしたことがなかった結果だからある程度は仕方ない。

でも、そんな自分のことを、素敵でかっこいい彼が愛してくれたという事実を受け入れるべきだった。

それか、自分のコンプレックスを解消するためにもっと努力すればよかった。

結局、自分で努力せず、彼からの愛情に依存して立っていたんだろう。

付き合っている間についてきた気がしていた自信は、あくまで彼が補ってくれていただけだった。

自分のことも大変なのに、恋人のことまで背負わされて、彼はしんどかっただろうな。

期待に応えられず、辛かっただろうな。

彼から何度かSOSのような言葉も聞いて、その度に私は頑張ろうとしたけど、それは我慢するという方向の頑張りで、根本からは目を背けていた。

そりゃブロックされるよな。

悔やんでも悔やみきれないし、申し訳ない気持ちも尽きない。

一般論で言えば、連絡頻度はこれくらいがふつうとか、こういうこと言う男はよくないとかあるんだろうけど、それはあくまで多数なだけで。

恋愛は二人で作るものだし、カップルそれぞれで状況も考え方も何一つ一緒じゃない。

その中で無理に一般論を当てはめるのはナンセンスだったと、今は思う。

なんで気づけなかったんだろう。

自分の未熟さに向き合わされるたびにそう思う。

でもあのまま付き合っていてもきっと気づけなかったんだろうなあ。

自分の未熟さを受け入れることが、自身への第一歩なのかな。

付き合っている時も、もちろん別れた後も、辛くて悲しくて苦しかったけど、この経験を活かすかどうかは自分自身にかかっていると思う。

もし、また大切な人ができた時に同じことを繰り返さないように、少しずつ自分を変えていきたい。

そしてこの文章が誰かにヒントを与えられてたらいいな。

あ、でももちろん、なんじゃこのめんどくさいやつはって思われてもそれはそれでいい。

同じ轍を踏む人が少しでもいなくなることが私の願いだ。

最後に最近ようやく意味がわかってきた歌詞を添えて終わりにします。

2度とはもどらないあなたとあたしだから
誰にも負けない幸せ願ってる

恋人/aiko

彼との恋愛は完全に終わって朽ちてしまった。もう二度と会うこともないだろう。

でも感謝は消えない。彼と一緒にいたからこそ感じられたことがたくさんあった。幸せすぎる思い出もたくさんできた。

私の人生の中で大事な人であることは変わらない。

私が彼の人生に登場することはないけど、ないからこそ、別の空の下で幸せでいてくれることを本気で願ってる。

元気でいてね。

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