こんにちは。
トラストコーチングスクール認定コーチの
久保田です。

今回のタイトルは「返答の準備をしておく」です。

毎朝、散歩がてら息子の登校に付き添っているのですが、そこにいるスクールガードのおじいさんとのやり取りで学んだことを紹介します。

感謝

ある朝の後悔


息子の登校ルートの途中にスクールガードのおじいさんがいます。スクールガードというのは、登下校する子供たちの見守りをする方々のことです。

そのおじいさん、毎朝すごい元気よく、「おはようございます!」と挨拶してくれます。しかも、ただみんなに元気よく挨拶するだけでなく、子供たちの顔色を見てトーンであったり、声掛けの内容を変えたりしています。

息子も、そのおじいさんとの挨拶で元気を貰っているのか、「おはようございます!」と元気に挨拶をしていました。そして、心なしか表情が明るくなっているのです。元気に挨拶ができた!という喜びも大いにあると思います。息子は、少し人見知りなところがあり、特に初対面の人にはまともに挨拶できないまま。。ということもあります。よく後になって「挨拶したかった…」と悔やんでいました。正直、その息子が元気に挨拶している姿を見ると、嬉しい気持ちになりました。

このおじいさんがいるから、子供たちは元気に登校しているし、見守ってくれているので、親は安心できるんだなと夫婦でも話していました。

そんな風に毎朝息子を見送っていたある日、おじいさんが、息子に挨拶をした後に僕に向かって「毎日ご苦労様です!」と笑顔で挨拶してくれたのです。
少し驚いてしまい、とっさに出た返答が「いえいえ、散歩のついでなので。」でした。
その後、すぐに「いつもありがとうございます。」と日頃の感謝を伝えようとしたのですが、時すでに遅し…子供たちの団体が来てしまって、おじいさんは子供たちとの挨拶を始めました。そのままそこにいるのも、邪魔なので、頭だけ下げて帰ってきたのですが、心の中はずっともやもや…。
普段、感謝していることを伝えたかったなぁという後悔をしていました。

リベンジの時


そんな後悔を抱えたまま1日が過ぎ、翌朝、リベンジの時が来ました。
次こそ伝えるぞと意気込んでいたのですが、、、子供たちがいっぱいで、またもや挨拶のタイミングを見失う。。「なかなかタイミングって合わないんやなぁ」と、ますます、あの時のとっさの返答を悔やんでいました。
もう1日が過ぎ、伝えたいことを何度も頭の中でシミュレーションし、リベンジの時を迎えました。
いつものように挨拶をした後、「いつも、毎日ありがとうございます。」と伝えることができました。ちなみに、おじいさんの返答は「いえいえ、そちらこそ、毎日ご苦労様です。」でした。お互い微笑みながら、気持ちの良い言葉のキャッチボールができました。本当に小さなことなのですが、思っている感謝の気持ちを伝えることは、心を満たすことに繋がるんだなと実感しました。

まとめ


今回は、ほぼ毎日顔を合わせる方なので、リベンジすることができました。
でも、なかなか感謝の想いや考えを伝える機会が無い方もいるかと思います。とっさの会話でも、確実に想いや考えを伝えられるように、普段から返答の準備をシミュレーションしておけたら、伝えたいことを伝えられるのかなと思いました。
「あなたの伝えたい想いは何ですか?」

最後までお読みいただきありがとうございました。
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